kmgk0402’s blog

2024.02.13 noteから移設

2023年に聴いたBLCD振り返り

晦日になんとか滑り込みで記事をあげようと急造したのでストーリーの説明とか全然できてませんが、今年聴いた作品の振り返りです。順番はだいたい手に入れた順なので適当です。

2ndバージンの上手な捨て方

https://www.shinshokan.co.jp/book/b617910.html
ケイ(熊谷健太郎)×智秋(山下誠一郎)
原作者 ずんだ餅
発売日 2023.02.24

通常シーンの演技は2人とも良くはあるものの、単純に絡みのシーンが好みじゃなかった。何故なら熊谷さんは受けが、山下さんは攻めが好きだから!!もうこればっかりは自分との相性だし、一時に比べると山下さんの出演作が減ったので受けでも出演作は買おうと決めたのは自分なので。
本当に2人とも好きな役者さんだから、次は是非とも山下さん攻め、熊谷さん受けで共演して欲しい!!!

話の感想が無いに等しいのは1回しか聴いてない上に年末に急いでこの文章を書いており聴き直す暇がなかったからです。今度もう一回聴いてもう少しマシな感想を追記したいところ。

話覚えてないくせに何様ってかんじだけど、この作者さん腹筋とち○○の造形がすごい人だから初回特典の漫画はそれを拝めるのでめっちゃ良かったです。

教室を出たら俺のモノ

http://crownworks.jp/crws0078.html

神崎譲(山下誠一郎)×野津ひなと(堀江瞬)
原作者 しえろ
発売日 2023.03.29

お付き合いしている2人の閨事をただひたすら摂取するお話で、ストーリーは無いに等しいと感じた。山下さん演じる譲の、「ひなとだけが特別でひなとしか眼中になくて大好き」っていう演技と声は勿論かっこいいし、ほりえるは控えめな性格で見目がとっても可愛らしいひなとにぴったりな声だった。でもこっちの感情が揺さぶられるような出来事は本当に何も起こらなくて、聴きなおそうと思えるシーンがなかった。なまじっかキャスティングが上手くいっているが故に、この2人ならもっと起伏のある重い展開でも熟せたんじゃないかと思った。


男子高校生、はじめての第16弾
「発展途上な恋を踊れ」

http://ginger-records.jp/berry/dk5th/index.html

藤代睦人(田所陽向)×緒川唯月(斉藤壮馬)
発売日 2023.03.31

正直、15弾のジャケで初めてキャスト見た時は「おいおい、ここまで来て100%CD売れるキャスティングするなんて…そんな自信ないのかよ…」とか思ってました。本当にすいませんジンジャーベリーさん。今年1番聴いたCDは間違いなくこれです。まじで。

私はそもそも壮馬くんの受けがあんまり刺さらないタイプで唯月の絡みの演技もそこまで好みではないんだけど、とにかくこの唯月という人間がめちゃくちゃ魅力的で本当に可愛い!!!!自分の軸をしっかり持ってるのにその行動原理が周りには理解されなくて一見不思議ちゃんぽい唯月、まじで可愛い!!!こういう変な子大好き!!!そしてこの可愛さを体現できるのはやっぱり壮馬くんなんだよね。
田所さんは聴き心地のいい低音かつ地声よりちょっと高めで柔らかく喋ってて、それが睦人の人当たりの良さや唯月を受け止める柔らかさと相まって、こちらもとっても良かった。

熱中するものに一途が故に狭い世界で生きてきた唯月と、いろんなものが見えすぎているが故に悲しくも世間擦れした睦人だからこその恋で、この先の展開もめちゃくちゃ楽しみ。やっぱだんはじは良い。

これは単体で感想を記事にしたくて、ちまちま文章書いては溜めてあるんだけど未だにまとめられていないので、これこそは本当にちゃんと記事書きます。誓う。

書きました↓

男子高校生、はじめての 発展途上な恋を踊れ 藤代睦人(CV:田所陽向)×緒川唯月(CV:斉藤壮馬) - kmgk0402’s blog



なんかもうあーあって感じ。

https://e-fifth.net/spsite/nankamou/

多田健吾(阿座上洋平)×守谷幸成(山下誠一郎)
原作者 宮田トオル
発売日 2023.08.30

2ndバージンを聴いてからやっぱり山下さんの受けは刺さらないんだよな〜って気持ちが拭えず、買うのを躊躇ったもののキャストトークの特典配布期限に発破をかけられギリギリで滑り込み購入。
自分的には守谷くんの中身が山下さん本人から感じる真面目さとおふざけのバランスとすごく似てると思ってて、等身大の高校生のナチュラルな演技をしっかり楽しめた。それに加えて阿座上さんの演技が好きな系統だったのもあって、相乗効果でかなり好きな作品になりました。2枚組なのに飽きさせることのないストーリー展開も良かったし、友人たちとのわちゃわちゃ部分も面白くて、
『凸凹シュガーデイズ』を思い起こさせるような楽しいCDだった。お互いを褒め合うフリトも最高で、ほんとに買って良かった。


愛日と花嫁

https://e-fifth.net/spsite/aijitsu/

クロ(江口拓也)×ルカ(田丸篤志)
原作者 渚アユム
発売日 2023.10.25

去年、マイベストBL2022に挙げるぐらい大好きだった作品のCD化。キャストもめっちゃくちゃ理想通りで、出来上がった作品も最高に最高で最高でした。
オメガバと神話と民俗学的な要素が混ざり合った緻密なストーリーに、しっかりこってりな絡みのシーン、場面を彩るBGMもすごく心地が良くて、2時間たっぷりこの作品の世界観を堪能できる最高のCDだった。本編の後日談のトラックで聴ける、"ルカが可愛くてキレるクロ"がめちゃくちゃ好みな江口さんの演技で、この面白さはこの人にしか出せないと思ってる。

原作の漫画ももちろん面白くて今2巻まで出てるので良かったらCDも漫画も買ってください。私はどっちもダバダバ泣きました。


躾けてとかして暴いて愛でて

https://charmegatto.com/item/shitsuketetokashite/

和仁塚愛(阿座上洋平橘花純生(赤羽根健治)
原作者 桐式トキコ
発売日 2023.07.28

原作は元々好きで読んでいて、ドムサブものの中でも彼らの抱える"欲求の種類"に焦点が当たるストーリー。
赤羽根さんの声はなんとなく知っているものの演技は全くの未知数で、迷った挙句に阿座上さんパワーで(?)購入。正直なところ、原作の面白さを活かしきれてない作品だったなっていう感想になった。
まずは赤羽根さんはBL作品が久しぶりなのもあって喘ぎがワンパターン目だったことと、赤羽根さんの受けが自分には刺さらないタイプの演技だったってのがある。でも1番聴いてて悲しかったのは音響関連で…。
まず、最初と最後のトラックで攻めの音量が若干小さくて聞き取りづらい上に、攻めのコマンドがモノローグと似通った加工がされてて「えっ?これちゃんと口に出してるよね?」となる。攻めのコマンドって台詞の間に差し込まれるものだけど、なんせそれが聴き取りにくい。一番綺麗に聴こえるのはサブカプのドムのコマンドで…せっかくメインのドムが阿座上さんなんだからコマンドの良い声をもっと聴かせて欲しい!!!!
そして、場面の雰囲気とBGMの曲調が合ってないし曲調が古い。絡みの盛り上がるシーン、曲調が盛り上がっていくならまだしもただただ音がデカくなる…肝心の絡みの演技を聴かせて欲しい…。

フリト聞く限り二日かけて丁寧に録音した音声みたいだから、後からどんどん台無しにされてる感じが否めなくて残念な気持ちになった。


凪がれ星

http://crownworks.jp/crws0089.html

一宮天惺(古川慎)×獅倉槇人(大塚剛央)
原作者 ミギノヤギ
発売日 2023.11.29

これも愛日と花嫁と同様にマイベストBL2022に挙げていた作品で、ミギノヤギ先生の作品は作家買いするレベルで好きだったので発表された時の嬉しさたるや。そしてキャストが演技に大信頼の古川さんと、美人声の剛央くん。これは声は確実に合うから後は剛央くんの演技次第…と思って聴いたらもう本当にすごかった。上から目線の言い方になるけど、本当に1箇所もマイナスなところがない。
気になる人の前で押され気味な役のせいもあってか、古川さんは普段よりも演技の主張が控えめで、でも決めるところはキマっててめちゃくちゃカッコよく天惺を演じてくれていたし、剛央くんはどのシーンを切り取っても本当に槇人さんそのままで、絡みのシーンも初めての受けとは思えない圧巻のクオリティ。
好きなシーンとしては槇人さんの傷痕を天惺が舐めるところがあるんだけど、それを水気SEの大天才古川慎やるんだからそりゃあもう最高でした。この2人をキャスティングしてくれたクラワさんに大感謝。

剛央くんの声って、音も高くないしツルツル系の音質じゃないのに何故こんなにも美人なんだろうか…。とにかくとっても良い声と演技力の持ち主なので、これからもいろんな作品で聴きたいと思った。


最後に

なんとか間に合って滑り込めた!!!
いつだってこうしてギリギリで生きています。
誤字脱字や不備は来年なんとかします。
一年間お疲れ様でした!!ばいばい!!