kmgk0402’s blog

2024.02.13 noteから移設

BL漫画における「役割を決める」シーンについて 前編

皆さんはBL漫画で好きな描写はありますか。

 

わたしはあります。たくさん。でもその中で特に自分の琴線に触れるものがありまして

 

それが、「役割を決める」シーン。

具体的に言うと、恋仲になった二人が、どちらが抱くか抱かれるか/挿れるか挿れられるかを確認し合う描写です。

 

そもそも何故この描写が好きになったのか、という話は少々長くなりそうなので次の記事にまとめるとして、まずはその「役割を決める」シーンのある漫画を紹介していきたいと思います。

 

ここから先セリフ等ネタバレがあります!

タイトルだけ知りたいよって人は一覧だけ見てね。

 

 

 

 

 

 

①『食べたくなっちゃった』小畑つねちか

https://bloom.homesha.co.jp/webcomic/tabetaku

 

まず最初に、CD発売されました!本当に嬉しい!!!!!

 

https://twitter.com/obt_chika/status/1747892119279452205?s=46&t=jo5tTRPLn_Lj6RLj0qQPtw

 

 

しかもキャストが羽多野渉さんと佐藤拓也さんという安心安全安泰な組み合わせ。二人の演技に関してめちゃくちゃ厚い信頼を寄せているので、発表時からワクワクが止まりませんでした。そして本当に最高のCDでした。絵に惹かれて漫画買ってて良かった!!!!

 

 

一旦喜びを発散したところで、本題のシーンに触れていきます。

 

気さくな輩系男子の仁とクールな目隠れ男子の秋貴は会社の同期でルームシェアをして早10年、ただの同居人から晴れて恋人になった2人。少しずつ恋人という関係にも慣れた頃、「俺たち セックスってすんの?」と切り出す仁。この直球で明け透けな物言いが仁の健気で可愛いところなんだよな。さらに「抱かせてください!」って土下座する仁に、「抱かれてやってもいい」「仁が必死になってるところ すごく好きで きゅんときた ので って理由でどう」って返す秋貴。からの甘いキスシーン。この一連の流れ、秋貴がもう表情も仕草も何から何まで全部可愛くてこれは抱きたくなるのもわかるぞ仁そして一緒にやり方調べるなかでちょっと不安そうな秋貴に「お前が挿れていいって言うまで ちゃんと待つから」ああああああ!!!!!これだよこれ!!!!!!

 

抱く側だからって自分だけが主導権を握るわけじゃなくて、相手の不安を最大限取り除いた上で許可を取って行動に移す姿勢!!!!これです!!!私が求めていたのは!!!!

 

はぁ文章書きながら漫画読んでたら興奮して取り乱した。

 

要は、「この人のこと受け入れても良いな」と受けに思ってもらえる、そんな攻めの姿勢や努力ってめっちゃ良くないですか?ってことです。加えて、受けが「挿れて良い」って言うまで待つよっていう優しさと自制心。なんか色々書いたけで、とにかく相手を大切にしていることが伝わる描写が好きです。

 

 

 

 

②『カム・トゥ・ハンド』世(せい)

 

https://mimosa-info.jp/comics/cometohand

 

タトゥースタジオの店長と高校の音楽教諭のお話。ある雪の日、お店の前で倒れている美晴を助けた嵐。少しずつ仲良くなってお付き合いが始まり、嵐の部屋に泊まることはあるものの体の関係はまだない。そんな時、美晴が勇気を出して「しませんか?」と声をかける。突然の展開に驚きながらも「美晴さんはその俺に抱かれたいですか? それとも俺のこと抱きたいですか?」「美晴さんのことが好きだから どんな形でも触れ合いたいです」

 

はぁ〜〜〜!ここでこれが言える嵐くん最高にかっこいいな!!!これだよこれ!!相手のことが好きで、大切に思う気持ちがあれば形にはこだわらない。この考え方が本当に大好き。しかもこの「自分が抱かれる側でも頑張る」って言った嵐くんが、美晴さんを抱きながらめちゃめちゃ攻めの顔するんだよたまらん

 

あと表紙見てもらえればわかるように、嵐くんは背が高くて刺青入っててかっこいい感じで美晴さんは小さめで可愛らしい雰囲気の人なのね。そんないかにも自分が抱く側だと思ってそうな(失礼)人が、愛する人にどちらの選択肢も持たせてあげられるようにって考えられる、驕らない人だってところがめっちゃ良い。

 

おまけに、同じ作者さんの作品『カランド・カラメル』にも役割を決めるシーンがあるので、よかったらそちらもチェックしてみて下さい。

 

 

 

 

③『きみはともだち』那梧なゆた

 

https://bloom.homesha.co.jp/comics/kimiwatomodachi

 

幼馴染で、親友で、組の跡取り息子と側仕え。

将来的に組の跡を継ぐことが決まった隆成に、隠していた気持ちを思わず告白してしまった綾乃。隆成はそれをあっさりと受け止めて恋人になった二人。役割は決めずに行為の勉強はしてる、という状態で

 

「いつか俺に 抱かれてくれる?」

 

はい。もう同じようなこと何回も言ってるけど、これを相手に聞けるだけでほんとに偉い。偉すぎる。しかもこれ、おでこコツンて合わせて目見ながら言ってるの。もうこのシチュエーションだけで最高に可愛いです。隆成に何かを求めることを躊躇っていた綾乃が、「いいよ」っていう隆成の返事に嬉しさ余ってガッツポーズしちゃうところがまた可愛くて初めてするときのことは漫画には出てこないので想像するしかないけど、きっと大事に大事に抱いただろうと思うよ

 

 

 

 

④『お試しとはいえ、好きすぎる』悠ちとせ

 

https://www.horinlovebooks.com/catalog/696290/

 

ジムのインストラクターをしている慎太郎は、職場の帰りに立ち寄ったドラッグストアの店員、広樹に一目惚れ。

お菓子を口実に頻繁に通ううちに仲良くなり、お試しでのお付き合いを経て、ついに両思いになった。デートの帰り、慎太郎が「広樹さんは男同士のやり方知ってますか?」と切り出し「広樹さんはどっちをやりたいですか」と尋ねると、「怖くないかって言われてら嘘になるけど慎太郎になら入れられてもいいかなって思ったんだよ」

はぁ。広樹さんかっこいいな。広樹さんがこう答えられたのも、これまで慎太郎が積み上げてきた信頼と誠実さの賜ってかんじでとっても良いです。はい。

 

それからきちんと回数重ねて慣らしていって、はじめて入れた時に最後までするんだけど、広樹さんは最中に「気持ちいい」とは言わないんだよね。なんかそこがまたリアルな初めて感というか、これから先何回も経験していくうちに少しずつ感じられるようになっていくんだろうなっていう余韻が残るかんじがしてすごく好きです。

 

 

 

 

⑤『リンク アンド リング』つゆきゆるこ

 

https://bloom.homesha.co.jp/comics/link-and-ring

 

大学で出会い仲良くなった蒔田と別所。見た目も雰囲気も違うけど、お互い隣にいると何故か落ち着くそんな二人が付き合って半年、キス以上の関係はまだない。それでも、すれ違って、気持ちを確かめ合って、自分たちのペースでゆっくりと進んでいく、そんなお話。

 

この漫画が唯一無二であるのは、2人とも準備してみて、大丈夫そうな方が受け入れる側になる、っていう方法をとってるところだと思う。①から④で挙げたような話し合って決める展開はあっても、準備までやってみるっていうのはかなり珍しいんじゃないかな。少なくとも私はこの漫画以外ではこういう展開を読んだことがないです。もしあったら読むので教えて欲しい!!

 

どっちが受け入れる側か決まってからもたくさんの試行錯誤やすれ違いがあって、ついに繋がれる時が来て

「全部はいった?」

うん」「すげ〜っ 努力の成果〜っ」

 

そうなのよ!男性同士の行為って簡単にできることじゃないんだよね!!だからこそ、出来た時に努力の成果を喜び合うのめちゃくちゃ良くない???なによりも受け入れてる側の蒔田くんがモノローグで〈ここまでできるのは 愛としか言いようがない〉って言ってるの!!!そう!!!受け入れる側の覚悟も【愛】!!!!!!

 

 

漫画はこんな暑苦しい感じのテンションじゃないですすいませんドラマCDもあります攻めが興津さんで受けが野島健児さんですよかったらそっちも聴いてください私はサブカプの阿座上さんとヨシキくんの音声が大好きですよろしくお願いします(早送り)

 

http://ginger-records.jp/linkandring/

 

 

 

気を取り直して。

 

次の記事では、自分が何故こういった描写が好きなのか、過去を振り返りながら深掘りしていこうと思います。更新はいつになるかわかりませんがちゃんと書くのでもう少々お待ちをではまた。

 

noteにあげた記事をここにあげなおしてるので未だに編集の仕方がよくわかんないです。なぜかコピーした本文より直打ちしたここだけ文字サイズでかいです。なんやこれ。

男子高校生、はじめての 発展途上な恋を踊れ 藤代睦人(CV:田所陽向)×緒川唯月(CV:斉藤壮馬)

内容やセリフなどかなりネタバレあります。

この作品は現在第16弾(+スピンオフ2作)まで出ているシリーズの第16作目。詳しい設定などは下記サイトをご参照ください。

http://ginger-records.jp/berry/dk5th/index.html

なりゆき任せのモテ男攻め:藤代睦人(CV:田所陽向) 恋を知りたいひたむき王子受け:緒川唯月(CV:斉藤壮馬)

本編

トラック1 君はハレーション

天文部の部室へ入ってくる唯月。睦人の「唯月?」だけでも十分によくわかる、田所さんめっちゃ良い声。 女子に告白されたのを断って逃げてきた唯月は、恋をしたことがないから恋について知りたいと睦人に教えを乞う。

唯月「どうしてあんなに恋人になりたがるんだ?」 睦人「んん〜… みんな、誰かの特別になることに憧れてるんじゃないかな。平凡で何も持ってない人間でも、誰かの特別になれるでしょ、恋って。」 唯月「睦人もそうなのか?」 睦人「一般的にってことだよ」 この睦人の答え方、さては君、結構ずる賢いタイプだな?はたまた自己肯定感低いだけか?いやどっちも持ち合わせてて瞬時に当たり障りないこと言える頭の回転早いタイプだ。プロフィールに兄が2人って書いてたからもしかしたら家族の中で"特別じゃない子"なのかも。

睦人から、友達と恋人の好きは違うもので、友達とキスやセックスはしないけど恋人はする、友達は何人かいても恋人は1人、と教えてもらった唯月だけど、唯月にとって友達は睦人だけ。そして唯月は睦人を特別だと言う。一方、睦人には友達がたくさんいる、でも唯月は特別だと言う。

唯月の「睦人が誰かの特別になりたいなら、俺がなる!」って、これたぶん一般的な感覚でいう恋人になりたいって意味での"好き"なんだけど、それを唯月本人も言われた睦人も理解してない。しかも睦人の言う唯月への"特別"は聖域的な意味合いが強いと思う。この感覚の違いが後々の会話のすれ違いを生んでる根本かも。

睦人に特別と言われて嬉しくて、キスやセックスができるか想像してみたらできる気がしたから実際に確かめてみたい!ってなるんだけど、これは最初の睦人の教え方が良くなかったかもしれない…

唯月は最初女子に告白されてたから、お付き合いというのが、まず好きになる→告白する、の手順があるのは理解してるはず。そして恋人としての好きというのはキスやセックスが可能であることを睦人に教えてもらった。だから具体的な告白より先に、自分の好きが恋人としての好きかを確かめるためにキスやセックスが出来るか試してみたい!っていう流れになっちゃってるんじゃないかな。

戸惑う睦人に唯月が一方的にキスするところ、キスしたあとの「できた」がめちゃくちゃ可愛い。壮馬くんてほんと"可愛さ"の作り方が上手いんだよね〜。

睦人は唯月が突っ走ってることに対しては困惑してるけど唯月のこと自体はちゃんと好きっぽいし、好きだけど自分が触れちゃいけないと思って一線引いてそうな感じがする。

唯月の「恋人のキスを教えて欲しい」って言葉、これが睦人を落とすための策略ならあざといんだけど、当の本人は至って真剣なのが罪深い。

しかも睦人も、深いキスしちゃうのよ。狡いぞ! 唯月の耳触りながら「耳、気持ちいい?」って言いつつキスを続けるのがまた!狡すぎるぞ!しかもこれを「セックスみたいな恋人のキス」と表現してしまう唯月の純情さが…かわいい…。

ここのキスシーン田所さんがまだキスしてる音出してる最中に壮馬くんは口を離した後の呼吸音を出してて、終わりが揃ってないの違和感ある。でもまぁまだ序盤だしね。こっからだよね。

キスして勃っちゃったの指摘された唯月の「うん…」がこのCDの中で1番好きな恥じらい方かもしれない。

唯月の本心を確かめるために「(俺に)欲情してるかオナニーして見せてくれないと確認できない」っていうの、狡すぎるだろ。睦人としてはあえて不可能な要求をして諦めさせるつもりだったんだろうけど、素直に聞き入れてしまう唯月…おいおい…純粋が過ぎる…。 そんな唯月の潔い「オナニーすればいいんだな」に戸惑いつつも、次の瞬間にはもう話の流れに乗っかってる睦人、実はかなり狡猾な人間なのでは?

睦人「オナニーしたいと思わないのは、気持ちいいやり方を知らないんじゃない」 唯月「そうなのか、睦人はどうしてるんだ?」 睦人「ずっと同じように擦るんじゃなくて、強弱をつけるとか、カリとか裏筋とか気持ちいいポイントを重点的に攻めるとかさ」 これはもうこっちの勝手な解釈なんだけど、台詞的に「俺は」って言ってないし、言い方的に"睦人自身がこうしてる"ではないんだよな。こういう言葉の端々に現れる自分の意見を言わずに流すかんじとか、この子はやっぱ自己表現とか自己開示とか苦手なんじゃないかな〜と思う。

恥部まで毛がない唯月の身体を見て「誰にも見せたことも触らせたこともないんだ」って言ったり「ちゃんと俺のこと考えながらしてる?」って確かめたりするところ、じわじわと睦人の独占欲が滲む様が見れてめちゃくちゃ良い。

睦人のセクシーな所として目と長い指と声を挙げた唯月が、睦人に見られながら言葉でも軽く攻められつつ手で触られて出しちゃうって流れ、攻めの前で自慰する受けのシチュとして完璧で好き。しかも睦人の手を舐めて「苦い…」って、これをあざとさ0でやるんだから可愛くて堪らないでしょ。

触れた熱が冷めなくて、唯月はもう一度「俺は、睦人とセックスしたい」って言うんだけど、この時言葉にするのにちょっと間があって、それは唯月が自分の気持ちが睦人への恋心だと確信する「間」だと解釈してる。

一方で睦人はまだ唯月の暴走の延長だと捉えていて、かつ元から唯月を好きな気持ちがある。その結果、"たとえ自分と同じ気持ちじゃなくても、唯月の望むことをしてあげたい“って思いから、「唯月が望むなら付き合うよ」と返してるんだと思う。

めちゃくちゃすれ違ってるこの感じ、これから先も絶対に言葉で苦労するぞ…。

てかこのツッコミどころ満載な流れでやっとここまで進んで15分しか経ってないのまじかよ。 まぁここまで来てしまえば後はエッチするだけだからね、と思ってたよ初めて聴いた時は。

トラック2 不恰好なステップ

まず初めにちゃんと役割を確認する睦人は偉い。 「無理だったり嫌だったらすぐ止めるからちゃんと言って」こういう相手の気持ちを優先できる攻めの台詞大好き。それに対して唯月は「睦人にされることならきっと大丈夫」って純粋な心で言っちゃうから、そりゃ心配になるよなこんな純な子。そばに居たら放っておけるわけがない。

ゴム持ってた睦人に、ちょっと棘のある言い方する唯月、もしかして今までに抱いた誰かを想像して嫉妬してる?だったら可愛いな。膝に乗せてキスして、「ここまできちゃったんだから、今は他のことは考えないで」こういうちょいちょい独占欲出したこと言うんだよな睦人は。

睦人が勃ってるの見て「ほんとだ、おっきくなってる。」あ〜!!可愛い〜!!!しかも睦人を気持ち良くさせたいって言って触るけど上手くできなくて、 唯月「今まで睦人がセックスした相手は、どんな風にしてた」 睦人「そんなの気にしなくていいよ」 ここでちょっと不満げな声で「俺だって…」って舐め始めるのめっちゃ嫉妬してるし「硬くなった」が嬉しそうでめっちゃ可愛い。もうずっと可愛いしか言えない。 睦人は舐められながら「唯月…」って息多めで名前呼ぶ時の色気がすげぇ。

「本当にするの?」ってがっつり後ろ触る前にちゃんと確認するのも偉い。 「うん、そうだ。俺と睦人でセックスするんだ。」 これはもう"告白"っていうか"睦人が好きだから恋人になろう"と同義の言葉だと思うんだけど!?これでもまだダメなのか?なんで睦人はこんなにも真正面からの好意を受け取る自信がないんだろう…。

後ろ触る前に睦人が脚に何度もキスするとこ、完全に恋人同士の触れ合いの空気感なんだけどな〜。ここら辺は聞いてて凄くもどかしい。はやく両想いになれ。

指で解して、唯月が感じられるようになってきたところで、「このままイッていいよ。それで、気持ちいいままで、終わらせようか。」 あ〜!!!もう!!良い人ぶってないで手を伸ばせよ!!!!ちゃんと唯月の手を取れ馬鹿野郎!!!!

そのままイかせようとする睦人をしばいた唯月の「この、ばかぁ!」が本当に可愛い。そりゃ怒って当然だわな。この鈍ちんめ。

「睦人にもちゃんと感じて、考えて、確かめて欲しいんだ」自分が睦人に触れられて"睦人が恋愛として好き"なんだと気づいたように、睦人にも"唯月が特別"なのは"唯月を恋愛として好き"だってことを確かめて欲しいってことなんじゃないのかな。

睦人の上に自分から跨って無理矢理入れる唯月。 「俺たち、出来てる、か?」 「もう、無茶苦茶だよ、唯月は。」 そうだよ、唯月は無茶苦茶だよ、でもそうさせたのは君だろ!!!!!!

「初めてなんだ。誰かに何かしたいって思ったのは、はじめて。」 「だからよく分からなくて、上手いやり方じゃないかもしれない。」ここのちょっと辛そうな声唆られる。 「けど、わかった。この、ぎゅっと一つになりたい気持ちが、恋なんだな。」嬉しそうでかわいい。

「熱くて、苦しくて、こんなに近くにいるのに足りなくて、一つになりたい。」 「だから、セックスをするんだな。」 「おかしいな、苦しいのに、それでも、嬉しいんだ。気持ちよくなくたっていいんだ、失敗したって、俺は睦人とセックスしたい。こうやって繋がって、感じたい。」

こんなめちゃくちゃで健気な告白の仕方あるか??もうずっと唯月は大好きって言ってるやん!!今までの行動で全部体現してるやん!!

「参ったな…」って、ここでもまだ困ってる睦人。 まだダメか…お前、まだこれでもダメなのか… なのに唯月のキスして欲しい、にはちゃんと答える。 そういうとこ!ほんとに優しくて狡いんだよな!!

睦人「俺は唯月にそんなふうに言ってもらえるような人じゃないよ。平凡で、才能もなにもないし」 唯月「俺がこんなに求めても、それでも足りない?」 睦人「好きだよ。唯月は、すごく特別だ。だから、恋人になってくれる?」 唯月がここまで言ってやっとやっと決意を固めて好きだって言ったよ!!はぁ〜!!!やっとだよ!やっと!!!!ここまでが長いよ!!!! 何が睦人をこんなにも愛される自信のない人間にしてしまったんだろうか…長かったね…ほんとに… 唯月が求めてるってちゃんと言葉にして、やっと素直になる覚悟を決めた睦人…ほんとに自信なさすぎるだろ…なんでだよ…

ちょっとふてた感じの「なるって、もう先に言った。」唯月は本当に可愛いな。「そうだったね。」この言い方が柔らかくてさ、なんかやっと心が繋がってこっちまでホッとした。よかったな睦人。

そんで恋人になって初めて唯月に求めたことが「このまま、最後までしていい?唯月と繋がったままイきたい。」なの、睦人お前もめちゃくちゃ可愛いな!!!!!でも言い方はめちゃくちゃ"攻め"でカッコよくてずりぃよ〜!!!

しかも初手から耳元で声聴かせるエンジンのかかりっぷり!!「どうして?好きって言ってくれたのに。」言葉責めもいけちゃうかんじですか?ほんと狡いなこの男は。恋人になった途端半端ない攻めっ気出してくるの最高すぎる。

「俺が動きやすいようにしていい?唯月のこと、もっとめちゃくちゃにしたい。」 ここから唯月の声が一気に良くなってこっちまで嬉しい。 「なぁ、感じる?睦人にも、ちゃんと、伝わってる?好き、好き、好きだ。」 この行為がちゃんと好きを伝えるものだって思ってるのめっちゃ可愛い…ほんと可愛いなこの子。

イきそうな唯月に、「唯月ばっかり気持ちいいのはフェアじゃないんでしょ?」って、前半で唯月が言った言葉返してくるの意地悪で大好き。

「自分だけイっちゃおうとするなんて、ひどいなぁ」 この攻め方ほんと好き。良い声でこの台詞はほんとに反則。 「酷いのは、睦人だ。意地悪するからぁ」この語尾の感じめっちゃ可愛い!!ほんとまじ斉藤壮馬そういう所だぞ…。

「睦人も、気持ちい?俺たち、セックス、出来てる?」 「すごく、気持ちいよ。こんなぶっ飛びそうなの、初めて」 はぁ〜良かったね、睦人にもちゃんと初めてのことがあって。てかここまできてセックス出来てるか確認してくる唯月の健気さがそこはかとなく可愛い。君たちはセックス出来てるしちゃんと恋人だよ。良かったね…。

終わった後のちぐはぐな感情に戸惑う唯月に、「恋をすると、欲張りになるし、バカになるんだよ。知らなかった?」「知らない。けど、それも悪くない。」 最後まで何にも知らない唯月最高だな。私はこの子への感情は可愛いしか持ち合わせていないかもしれない。かわいい。

正直な話、このトラックの流れ、感情を自分なりに理解するまでは(なあなあでちんこ入れたまんま告白とかどうなってんだよ…)と思ってました。ほんとまじで申し訳ない。これは歴とした両思いのお話です。たぶん。

トラック3 preparation

帰りに2人が出会った屋上に寄り道。

文化祭の前、たまたま屋上で踊っていた唯月と、そんな唯月の姿を宵の空に浮かぶ星と共に写真に収めた睦人。

「俺は好きだ、睦人がとったあの写真が。」 唯月はいつだって周りに流されず、自分の意見を臆することなく言える子なんだよね。

ここの「宵の空に浮かぶ星」ってのは金星かな、いわゆる宵の明星ってやつ。

アニメイト限定版

トラック1 未完成の恋をすすめ

待ち合わせで唯月を待つ睦人。誰かに声をかけられる唯月の姿に、「誰だよ」って冷たく呟く睦人の声かっこいい。嫉妬してツンツンする声もっと聴きたい…。

唯月に声かける時にはもう柔らかいトーンだし、恋人だからってスキンシップも甘めなの超良い。

レッスンの動画を見返しながらバレエの話をする唯月に、「楽しそうな唯月を見てるのは俺も楽しい」って、めっちゃ恋人っぽくなってる〜!ほんと付き合ったら甘々なの最高。

睦人は高校受験の時から父と折り合いが悪くて親戚のやってるシェアハウスに住んでるらしい。 (この親戚は第6弾に出てきたカメラマンの辻さんらしい、母方の親戚なのかな?)

そんな話をしつつ、初めてのデートで、ラブホに向かう二人。唯月は恋人同士が来るところって思ってるのまじで純粋だな。

中に入って興味深げに部屋を眺める唯月にいきなりキスするところ、めっちゃいい。睦人の本来(?)の姿がこういう、恋人には甘くてちょっと強引で、意地悪しながら溺愛するタイプだったら最高に好きな攻めだ。唯月の「待って。」にちゃんと待てるところも好き。

泡風呂で遊ぶ唯月を睦人に引き寄せられて、キスして、「かわいい。」って言う睦人。やっと本人から頂きました〜!今まで自分が散々可愛いって言い散らかしてきたからいざ睦人から聴くとめっちゃキュンキュンした。 お風呂で後ろ触られた時に受けの子が言う「お湯、入っちゃう…」って、めっちゃ萌えるんだよね、嫌だけど嫌じゃないって感じがして。

壁際に立って後ろからほぐされつつ前も舐められて…これシチュめちゃくちゃ良いから、最後飲む音入れて欲しかったな〜!でも田所さん舐める音も咥えながら喋る声も結構上手くてびっくりした。

「気持ちよかった?」「まだ足りないんじゃない?」「入れて欲しい?」「そんなに俺とエッチしたかった?」って、唯月に求める言葉を言わせるのほんとさ…狡くて良い攻め方するね君…

しかも繋がってるとこ触らせるのやばすぎ。まだ全部は入りきってないって聞いて、入れて欲しがる唯月に 睦人「無理しちゃだめ。これから何回もエッチしたら唯月の中が俺の形になって、上手に全部入るようになるから。」 唯月「ほんと?上手に出来るように、なる?」 睦人「そんなにぎゅうぎゅう締め付けないで。今無理矢理奥まで突っ込んで、ぐちゃぐちゃにされたい?」 唯月「それでも、いい。睦人のしたいこと、して、欲しい、そしたら、気持ちよくなるから」 睦人「…じゃあ、唯月の気持ちいいところ、いっぱい擦ってあげる。」

ここ、唯月の負担にならないようにはぐらかして全部は入れてない気がする。唯月も、睦人のしたいことをしたら気持ちよくなるって、前回睦人が動いてからの方が気持ち良かったんだね、可愛いな。

「なに?腰動かしてるの?」ここの"なに"の言い方が"なぁにぃ"って意地悪でめちゃくちゃ好きだし、「壁に擦れてる?やらしいね。」こういう攻め方たまらん。これを田所さんの良い声で聞けるの本当にありがたい。後ろから突かれながら壁で前擦ってるの超えっちだ。

シャワーで後ろ流してる時も喘いじゃってる唯月に対しての「まだ、残ってるでしょっ」って語尾にかけて強くなる言い方も好き。恋人になってからの睦人が自分好みすぎる…。

初めてのデートで、本当は朝から緊張していた唯月。 デートの正解がわからなくて、"出来ると分かっていること"としてセックスを選んだの、練習を繰り返して本番に挑む舞台舞踊をしてるだけあって再現性のある行動を選択してるところが興味深い。

そんな唯月の言葉に安堵しつつも、「不安だった」が拗ねた子どもみたいで、いつかもっと唯月にありのままを晒せるようになったら、末っ子っぽい甘える姿も見られるかな。

「睦人がやりたいことを知りたいんだ」 これは人に合わせて生きている睦人にはちょっとしんどい言葉かもなと思った。でもこの先唯月と共に過ごすことで自分に自信を持って将来を選べる人になって欲しいし、何か睦人にも夢が見つかると良いな。唯月の舞台をカメラマンとして撮るとかね。

トラック2 フリートーク

田所:睦人とはネガティブなところが似てる 斉藤:唯月はやったことない感じの役で新鮮

テーマ「学生時代を振り返って特別だったこと」 田所さんの声変わりの話etc

キャラクターの考察(?)

ここまでの感想にも書いてきたけど人物ごとの印象を整理してみた。だいたいは脚本の言葉後を捉えた過剰な考察なので、あくまで筆者の妄言ということで…。

唯月

恋愛に関する具体的な体験がなくて、自分の感覚に応ずる言葉を持ち合わせていないから、睦人で確かめている最中ってイメージ。

唯月の中にも、みんなが持つ恋愛感情と同じ感覚っていうのはきっとあって、それが具体的な「付き合いたい」とか「恋人になりたい」という願望の形にはなってなかった。というかどういう感情が世間一般の"恋人になりたい"なのかが分かってないような気がする。

睦人のことが大切で、特別で、自分にとって唯一の人であることは確かだったはずなんだけど、それが世間一般の恋愛における「好き」と同等であるって気づいていないというか。(これは同性だから余計難しい面もあったと思う。)

自分が大事にしたいと思った大切で特別な存在がおそらく世間が恋人と呼ぶものだから、睦人から教えてもらった恋人の定義に則ってそれを実践しようとしているんじゃないかな。

自分の選択を信じる心の強さや、学びをすぐに実践したり再現性のある選択をする思考はバレエを通して培われたものだろうし、周りには突飛な行動をしているように見えても存外合理的な人間なのかもしれない。

睦人

睦人は唯月のことを好いてはいたけど、恋人になる決断が出来たのは唯月が行動を起こして体が繋がって、はっきりと言葉で睦人を求めていると言った時。ここまでされないと唯月の手を取れないくらい自信がないのは何故なのか。

彼のネガティブさというか、自分が誰かに選ばれる特別な人間になれると思っていないかんじは何処からくるのか、見つけられた要素としては兄が二人居ること、高校受験の時から父と折り合いが悪く家族と離れて暮らしていることの二点。それらを鑑みるに、優秀な兄と比較されたり進路選択で不和が生じたりしたのかなと予想。そういう家族関係の中で、自分は"普通"で、才能を持ってない側の人間であることにコンプレックスが生まれたり、親から受けた何らかの否定のせいで自ずから自身を卑下する言い方をしているのかもしれない。

睦人は唯月からの問いかけに「一般的に」とかはぐらかすような答え方をしてて、「自分は」とはっきり言わないことが多い気がするんだけど、それも自分の意見を言わせてもらえない、言っても取り合ってもらえない環境があったのかなと思った。

だからこそ、誰かと比べることなくまっすぐな気持ちで好意を向けてくる唯月を特別だと思っている一方で、あまりにも純粋な唯月を自分みたいな世間擦れしてしまった人間が本当に手に入れて良いものか考えあぐねている、みたいな感じなのかもしれない。

睦人は言葉遣いも悪くないし話し方も落ち着いてるから割と良いとこの子なのでは?とも思ってる。

感想

一回聴いただけでは全く唯月の思考を理解できなくて何回も何回も繰り返し聴いて導き出した結果がここまで書いてきた文章なんだけど、アフターディスク出てから洗い直したら全く違う解釈になるかも。

どのカップルにも言えることではあるけど、特にこの2人は今後苦労するんだろうなと。 なんというか第8弾の2人に似て、言葉が不自由な恋愛をしてるんだよね…。だからこそ、お互いにどこがどう好きで、その好きはどういう好きなのか、何回でもすれ違ってぶつかって確かめ合っていって欲しい。睦人は唯月が望むままにって姿勢じゃなくて、唯月が自覚できるぐらいに今よりもっとちゃんと望んで欲望をぶつけて受け止めてもらうところまで頑張って欲しい。

だんはじはストーリーの続編がある程度確約されてて、後々過去の回想やらなんやらでキャラクターの解像度が増していく作品だから、今後も追いかけて彼らへの理解を深めていければいいな〜。

田所さんはまだBLCD特有の掛け合いとかSEとか慣れてないかんじもあったけど、語尾にかけてスッて音抜ける感じがめっちゃセクシーだし色気が半端なくて、普通のセリフなのに言葉攻めしてるかのように聞こえてすごく良かった。だんはじはこの先まだまだ長いから()全部伸び代だし、睦人は地声より高めのトーンだったからもっと低音効かせた地声でいける役もやって欲しいので他のBLCD出演も期待してます。

あとこの手のジャンル聴き始めて五年ぐらいになるけどこのCDを通してようやっと壮馬くんの「可愛さ」の味わい方がわかってきた口なので、ますます今後の展開が楽しみになりました。

はやくアフター出してくれ〜

蛇足 実はこれ発売日にちゃんと買って聴いてたのに、記事出す頃にはもうBLアワードが始まってるわノミネートに並んでるわで、自分の悠長さと時間の速さにびっくりしちゃうね。

ではまた!

受け絡み演技分布図

BLCDにおける受けの絡み部分の演技を、かわいい/かっこいい、爽やか/SEXYを軸にして分布図を制作してみました
とある方がブログでやられていたのを見て自分も…と思ったんですが、URLを見失ってしまい元記事を紹介できない(というかしていいのか分からない)ので気になる方はネットの海を彷徨ってください

当然ながら全て個人の見解によるものですのであくまでお遊びとして温かい目で見ていただければ…

それでは、ドン!

受け絡み演技分布図


一応の論拠(?)として、表を作るにあたって捻出したイメージと受けを聴いた作品とお相手の一覧です

自分の記録用を兼ねて載せてますが本文はこれで終わりなので気になった方だけ先へどうぞ
ではまた!

赤羽根健治 

爽やか青年かつちょい可愛い
躾けてとかして暴いて愛でて/阿座上洋平

阿部敦 

がっつり可愛い、少年と青年の間
たどるゆび/新垣樽助
さくらハイツへようこそ!205号室/山谷祥生

伊東健人 

真面目寄り大人しい青年
好きでごめん/八代拓
男子高校生、はじめての15弾/佐藤元

内田雄馬 

可愛くてとろとろ系
それでも俺のものになる/佐藤拓也
カラーレシピ/興津和幸

榎木淳弥

ザ・平凡男子
男子高校生、はじめての11弾/熊谷健太郎

大塚剛央

強め美人
凪がれ星/古川慎

興津和幸

綺麗寄りの淫乱系
男子高校生、はじめての3弾/竹内良太
愛はじ。vol.3/高橋英則
とろけるくちびる
とろけるくちびるmore melty/古川慎
ご利用は計画的に/熊谷健太郎

小野友樹 

儚げお兄さん
男子高校生、はじめての12弾/濱野大輝
セラピーゲームPlay More/新垣樽助

笠間淳 

色気増しまし美人
三兄弟、おにいちゃんの恋/山下誠一郎

河西健吾

ちょっと少年みのある可愛いさ
男子高校生、はじめての7弾/江口拓也

熊谷健太郎

男っぽさ全開の美人、強そう
サハラの黒鷲/佐藤拓也

小林千晃

美人寄りの可愛いめ青年
跪いて愛を問う/山下誠一郎
この手を離さないで/阿座上洋平

小林裕介

幼気な少年、可愛いさと不憫さ
男子高校生、はじめての8弾/山下誠一郎
僕らの恋と青春のすべてcase2/古川慎
少年の境界/興津和幸
3分インスタントの沈黙/白井悠介

斉藤壮馬

ちょい美人寄りの可愛い
ララの結婚
ララの結婚2/江口拓也
少年の境界/八代拓
男子高校生、はじめての16弾/田所陽向

佐藤拓也

青年、ちょい儚い、ちょい美人
ジェラテリアスーパーノヴァ
ジェラテリアスーパーノヴァroyal vanilla/古川慎

白井悠介

美人よりの淫乱
セックスフレンズ/八代拓

新垣樽助

妖艶、美人、かつ男らしい
男子高校生、はじめての6弾/八代拓
僕らの恋と青春のすべてcase1/佐藤拓也
僕のおまわりさん/古川慎

鈴木裕斗

ザ・可愛らしい少年
男子高校生、はじめての1弾/佐藤拓也
腐男子クンのハニーデイズ/鳥海浩輔

鈴木崚汰

純粋(イケイケやんちゃ男子もいけるタイプ)
男子高校生、はじめての14弾/阿座上洋平

立花慎之介

美人だけどちょっとツンツン系
思い違いが恋の種/森川智之

田丸篤志

綺麗よりのかわいい、ちょい儚い
男子高校生、はじめての2弾/立花慎之介
鈍色ムジカ/興津和幸
ミスター・フィクション/八代拓
愛日と花嫁/江口拓也

寺島惇太

かわいいと少年の間
恋と性と魔法の作用/増田俊樹
僕の番はサラブレットΩ/小林千晃

寺島拓篤

美人なお兄さん
男子高校生、はじめての10弾/森川智之

中澤まさとも

可愛いめな淫乱
あのこはソレを我慢できない/新垣樽助

中島ヨシキ

爽やか青年と美人の間
溢れて零れて、我慢できない/八代拓

野島健児

不憫系爽やか美人
リンクアンドリング/興津和幸
ロッセリーニ家の息子 捕獲者/中村悠一

野島裕史

ちょい美人系な青年
性の劇薬/森川智之

林勇

やんちゃ男子
男子高校生、はじめての9弾/羽多野渉

古川慎

やんちゃな青年に色気をプラス
ドラックレス・セックス/江口拓也
いつか恋になるまで/内田雄馬

堀江瞬

気弱で可愛い系
男子高校生、はじめての13弾/中島ヨシキ
ネコ×ネコ(リバ)/山下誠一郎
教室を出たら俺のモノ/山下誠一郎

増田俊樹

かっこいいよりの青年
男子高校生、はじめての5弾/白井悠介

村瀬歩

少年っぽくて儚い
男子高校生、はじめての4弾/古川慎
sick/鳥海浩輔

八代拓

かわいめ爽やか少年
凸凹シュガーデイズ/山下誠一郎

山下誠一郎

しっかり青年、お兄さんみが強い
最悪な男/山中真尋
ALTERNATIVE/古川慎
ネコ×ネコ(リバ)/堀江瞬
愛しき人魚/小野友樹
2ndバージンのじょうずな捨て方/熊谷健太郎
なんかもうあーあって感じ。/阿座上洋平

山中真尋

がっつり美人儚げお兄さん
三角オペラ/佐藤拓也山下誠一郎
ファザー・ファッカー/野上翔
フルーツ、ガトーショコラ/興津和幸
片恋。片想いからはじめました/中澤まさとも


一作しか聴いてない人の場所決めるのめっちゃ大変だった〜
ここまで読んだ物好きは表作った方がいいよ、っていうか表作って見せて欲しい、頼む!

2023年に聴いたBLCD振り返り

晦日になんとか滑り込みで記事をあげようと急造したのでストーリーの説明とか全然できてませんが、今年聴いた作品の振り返りです。順番はだいたい手に入れた順なので適当です。

2ndバージンの上手な捨て方

https://www.shinshokan.co.jp/book/b617910.html
ケイ(熊谷健太郎)×智秋(山下誠一郎)
原作者 ずんだ餅
発売日 2023.02.24

通常シーンの演技は2人とも良くはあるものの、単純に絡みのシーンが好みじゃなかった。何故なら熊谷さんは受けが、山下さんは攻めが好きだから!!もうこればっかりは自分との相性だし、一時に比べると山下さんの出演作が減ったので受けでも出演作は買おうと決めたのは自分なので。
本当に2人とも好きな役者さんだから、次は是非とも山下さん攻め、熊谷さん受けで共演して欲しい!!!

話の感想が無いに等しいのは1回しか聴いてない上に年末に急いでこの文章を書いており聴き直す暇がなかったからです。今度もう一回聴いてもう少しマシな感想を追記したいところ。

話覚えてないくせに何様ってかんじだけど、この作者さん腹筋とち○○の造形がすごい人だから初回特典の漫画はそれを拝めるのでめっちゃ良かったです。

教室を出たら俺のモノ

http://crownworks.jp/crws0078.html

神崎譲(山下誠一郎)×野津ひなと(堀江瞬)
原作者 しえろ
発売日 2023.03.29

お付き合いしている2人の閨事をただひたすら摂取するお話で、ストーリーは無いに等しいと感じた。山下さん演じる譲の、「ひなとだけが特別でひなとしか眼中になくて大好き」っていう演技と声は勿論かっこいいし、ほりえるは控えめな性格で見目がとっても可愛らしいひなとにぴったりな声だった。でもこっちの感情が揺さぶられるような出来事は本当に何も起こらなくて、聴きなおそうと思えるシーンがなかった。なまじっかキャスティングが上手くいっているが故に、この2人ならもっと起伏のある重い展開でも熟せたんじゃないかと思った。


男子高校生、はじめての第16弾
「発展途上な恋を踊れ」

http://ginger-records.jp/berry/dk5th/index.html

藤代睦人(田所陽向)×緒川唯月(斉藤壮馬)
発売日 2023.03.31

正直、15弾のジャケで初めてキャスト見た時は「おいおい、ここまで来て100%CD売れるキャスティングするなんて…そんな自信ないのかよ…」とか思ってました。本当にすいませんジンジャーベリーさん。今年1番聴いたCDは間違いなくこれです。まじで。

私はそもそも壮馬くんの受けがあんまり刺さらないタイプで唯月の絡みの演技もそこまで好みではないんだけど、とにかくこの唯月という人間がめちゃくちゃ魅力的で本当に可愛い!!!!自分の軸をしっかり持ってるのにその行動原理が周りには理解されなくて一見不思議ちゃんぽい唯月、まじで可愛い!!!こういう変な子大好き!!!そしてこの可愛さを体現できるのはやっぱり壮馬くんなんだよね。
田所さんは聴き心地のいい低音かつ地声よりちょっと高めで柔らかく喋ってて、それが睦人の人当たりの良さや唯月を受け止める柔らかさと相まって、こちらもとっても良かった。

熱中するものに一途が故に狭い世界で生きてきた唯月と、いろんなものが見えすぎているが故に悲しくも世間擦れした睦人だからこその恋で、この先の展開もめちゃくちゃ楽しみ。やっぱだんはじは良い。

これは単体で感想を記事にしたくて、ちまちま文章書いては溜めてあるんだけど未だにまとめられていないので、これこそは本当にちゃんと記事書きます。誓う。

書きました↓

男子高校生、はじめての 発展途上な恋を踊れ 藤代睦人(CV:田所陽向)×緒川唯月(CV:斉藤壮馬) - kmgk0402’s blog



なんかもうあーあって感じ。

https://e-fifth.net/spsite/nankamou/

多田健吾(阿座上洋平)×守谷幸成(山下誠一郎)
原作者 宮田トオル
発売日 2023.08.30

2ndバージンを聴いてからやっぱり山下さんの受けは刺さらないんだよな〜って気持ちが拭えず、買うのを躊躇ったもののキャストトークの特典配布期限に発破をかけられギリギリで滑り込み購入。
自分的には守谷くんの中身が山下さん本人から感じる真面目さとおふざけのバランスとすごく似てると思ってて、等身大の高校生のナチュラルな演技をしっかり楽しめた。それに加えて阿座上さんの演技が好きな系統だったのもあって、相乗効果でかなり好きな作品になりました。2枚組なのに飽きさせることのないストーリー展開も良かったし、友人たちとのわちゃわちゃ部分も面白くて、
『凸凹シュガーデイズ』を思い起こさせるような楽しいCDだった。お互いを褒め合うフリトも最高で、ほんとに買って良かった。


愛日と花嫁

https://e-fifth.net/spsite/aijitsu/

クロ(江口拓也)×ルカ(田丸篤志)
原作者 渚アユム
発売日 2023.10.25

去年、マイベストBL2022に挙げるぐらい大好きだった作品のCD化。キャストもめっちゃくちゃ理想通りで、出来上がった作品も最高に最高で最高でした。
オメガバと神話と民俗学的な要素が混ざり合った緻密なストーリーに、しっかりこってりな絡みのシーン、場面を彩るBGMもすごく心地が良くて、2時間たっぷりこの作品の世界観を堪能できる最高のCDだった。本編の後日談のトラックで聴ける、"ルカが可愛くてキレるクロ"がめちゃくちゃ好みな江口さんの演技で、この面白さはこの人にしか出せないと思ってる。

原作の漫画ももちろん面白くて今2巻まで出てるので良かったらCDも漫画も買ってください。私はどっちもダバダバ泣きました。


躾けてとかして暴いて愛でて

https://charmegatto.com/item/shitsuketetokashite/

和仁塚愛(阿座上洋平橘花純生(赤羽根健治)
原作者 桐式トキコ
発売日 2023.07.28

原作は元々好きで読んでいて、ドムサブものの中でも彼らの抱える"欲求の種類"に焦点が当たるストーリー。
赤羽根さんの声はなんとなく知っているものの演技は全くの未知数で、迷った挙句に阿座上さんパワーで(?)購入。正直なところ、原作の面白さを活かしきれてない作品だったなっていう感想になった。
まずは赤羽根さんはBL作品が久しぶりなのもあって喘ぎがワンパターン目だったことと、赤羽根さんの受けが自分には刺さらないタイプの演技だったってのがある。でも1番聴いてて悲しかったのは音響関連で…。
まず、最初と最後のトラックで攻めの音量が若干小さくて聞き取りづらい上に、攻めのコマンドがモノローグと似通った加工がされてて「えっ?これちゃんと口に出してるよね?」となる。攻めのコマンドって台詞の間に差し込まれるものだけど、なんせそれが聴き取りにくい。一番綺麗に聴こえるのはサブカプのドムのコマンドで…せっかくメインのドムが阿座上さんなんだからコマンドの良い声をもっと聴かせて欲しい!!!!
そして、場面の雰囲気とBGMの曲調が合ってないし曲調が古い。絡みの盛り上がるシーン、曲調が盛り上がっていくならまだしもただただ音がデカくなる…肝心の絡みの演技を聴かせて欲しい…。

フリト聞く限り二日かけて丁寧に録音した音声みたいだから、後からどんどん台無しにされてる感じが否めなくて残念な気持ちになった。


凪がれ星

http://crownworks.jp/crws0089.html

一宮天惺(古川慎)×獅倉槇人(大塚剛央)
原作者 ミギノヤギ
発売日 2023.11.29

これも愛日と花嫁と同様にマイベストBL2022に挙げていた作品で、ミギノヤギ先生の作品は作家買いするレベルで好きだったので発表された時の嬉しさたるや。そしてキャストが演技に大信頼の古川さんと、美人声の剛央くん。これは声は確実に合うから後は剛央くんの演技次第…と思って聴いたらもう本当にすごかった。上から目線の言い方になるけど、本当に1箇所もマイナスなところがない。
気になる人の前で押され気味な役のせいもあってか、古川さんは普段よりも演技の主張が控えめで、でも決めるところはキマっててめちゃくちゃカッコよく天惺を演じてくれていたし、剛央くんはどのシーンを切り取っても本当に槇人さんそのままで、絡みのシーンも初めての受けとは思えない圧巻のクオリティ。
好きなシーンとしては槇人さんの傷痕を天惺が舐めるところがあるんだけど、それを水気SEの大天才古川慎やるんだからそりゃあもう最高でした。この2人をキャスティングしてくれたクラワさんに大感謝。

剛央くんの声って、音も高くないしツルツル系の音質じゃないのに何故こんなにも美人なんだろうか…。とにかくとっても良い声と演技力の持ち主なので、これからもいろんな作品で聴きたいと思った。


最後に

なんとか間に合って滑り込めた!!!
いつだってこうしてギリギリで生きています。
誤字脱字や不備は来年なんとかします。
一年間お疲れ様でした!!ばいばい!!


男子高校生、はじめての 先輩を好きでいていいですか 四葉康宏(CV:阿座上洋平)×金森空良(CV:鈴木崚汰)

内容やセリフのネタバレがほとんどです。

この作品は現在第16弾(+スピンオフ2作)まで出ているシリーズの第14作目。詳しい設定などは下記サイトをご参照ください。

http://ginger-records.jp/berry/dk5th/index.html

ほろあまクールな兄貴分攻め:四葉康宏(CV:阿座上洋平)
健やか愛され後輩受け:金森空良(CV:鈴木崚汰)


本編

トラック1 ただの後輩じゃいられない

水泳部の部室に鍵を探しに来た空良くん。
そこにはプールから上がったばかりの先輩が。

四葉先輩の一言目「金森?」からすでに良い声!
試聴で聴いてたはずなのに阿座上さんが好みのトーンで喋っててテンションと期待値が上がった。

先輩から鍵を受け取る空良くんの「ありがとうございます!」の後の「あっ…」が、あんまり近づいたらダメだって思ってる声で出だしから演技の細やかさにびっくりした。崚汰くんなんとなく器用そうなイメージあったけどこんなすごいの??と序盤でがっつり心掴まれた。

空良くんが先輩のこと褒めた時の、「一端の先輩ぶるのさみぃだろ」の後に息吸って鼻から吐く音が、照れ隠しで褒められてちょっと恥ずかしがってるように聴こえるんだけど、阿座上さんもやっぱ凄い…

空良くん、先輩が大学生と一回きりの関係で寝てる話聞いて勃っちゃうのめっちゃ可愛い。そりゃ目の前に競パン姿の先輩いたら想像しちゃうよな。

でも焦りとか恥ずかしさだけじゃなくて、先輩への好意の持って行き場も無いし、色んな人と関係持ってるって知ったやるせなさもあるだろうし…って想像したらちょっとキュってなる。

自分じゃ上手く自慰できない空良くんに四葉先輩が「教えてやろうか」って言うのちょっと下心感じちゃうけど、恥ずかしがる空良くんに言う「見せてみろよ」が良い声すぎてこれは逆らえないわ。そんで先輩に触られてる空良くんの緊張してる息遣いも、震えた呼吸も、気持ちいいの押し殺して震えてる声も、全部がほんとうに上手い。

先輩から不意にキスされた空良くんの「先輩、だめです、俺、勘違いします…」がほんとに勘違いすることを怯える声なのよ。単に否定や拒絶のニュアンスじゃなくて、ほんとに目の前に終わりがあるような絶望感があって…
あくまで先輩を拒否する言葉なのに相手に言ってるんじゃなくて自分の気持ちが止められなくなることへの恐怖、みたいな。
「先輩、優しいから。」のあとの呼吸も、優しさが苦しくなっちゃったかんじに聴こえるし、ほんとに演技が細やかで凄い。

「いつか責任を負うのが嫌だったから」
「誰かと付き合って、そのうち結婚して、家族作って、そういうの、俺には無理だ。」
なんで先輩はそんなこと言うんだろ?って思ってたんだけど、トラック3であぁくるとはね…

何の事情も知らないはずなのに、先輩は責任感が強いからそういう選択をしてるんだって理解してくれてる空良くんのこと、離したくなくなっちゃうの分かる〜!

四葉先輩も本当は誰かのこと大事にしたかっただろうし、想い合う関係を築きたかっただろうし…でも今まではその選択肢が与えられない境遇だったから、今更それを望むことへの怖さもあると思う。だからこそ、純粋で真っ直ぐで偽りない心で受け止めてくれる空良の言葉や存在が大事に思うようになったんだろうな。

好きかどうかお互いの気持ちの答え合わせが、ぎゅってして相手の心臓の音聞くって、可愛くない???可愛いよね???!!!!
しかも先輩が自分の鼓動を空良に確かめさせて、「同じだな」って嬉しそうに言うの、可愛いがすぎる…

答え合わせの結果がちょっと揶揄った「お前とキスしたい」なのに言い方は本気だし、その後ふぅって息吐いて真剣モードに切り変わるとこも、「好きだ、金森、俺と付き合えよ」がばっちばちにかっこいいのも最高!!!!!

返事の後に先輩からキスされて、ファーストキスだったからちょっと戸惑ったような緊張した呼吸するのも、2回目深くなって、唇離れた後に空良だけはあはあ息吸ってて上手く呼吸できてなかった感じもとってもとっても可愛い。はぁ…空良くん本当に可愛いね…。


トラック2 オレが初めてでいいのかよ

空良を膝の上に乗せてキスして、腰引けちゃってるとこに「ちゃんと跨れよ」とかちょっと言葉に攻めっぽさが強くなるのカッコよくていいな。
空良くん初心なのに先輩の触って嬉しそうで、意外と積極的で可愛いし、ここ先輩が耳元で喋るの反則。

ここから先シャワーブースへ移動するんだけど、音がちょっと反響しててそれがまた良い。

四葉先輩は空良に筋肉触られてもノーリアクションなのに空良は先輩に触られるとビクビクしちゃうの、めっちゃ可愛いし、先輩が脱いだ姿見て言う「おとなち○こだ」がほんとに子供みたいな感想で可愛くてたまんないね。

四葉先輩が空良の身体見て言う
「好きだって思ってから見ると、ドキドキすんな」
あ〜!!!きっとこれは今までの一回きりの子達には感じたことない感情なんだよね!??ね????!!!!そういうことにしといてくれ!!笑

ここでまた空良に自分の鼓動確かめさせるの、好きな子にちゃんと自分のこと分かって欲しいって気持ちからの行動なのかなって思ったら愛しくなっちゃう。今までは他人に自分のこと分かってもらうことも、そのための努力も含めいろんなこと諦めてきただろうしね。

後ろ準備するときに指入れられながら喋る空良くんのセリフ、ちゃんと指入ってるのが表現された声ですごい…

四葉先輩が俺の初めてになってくれたら嬉しい」のあとの「ふぅー」って息吐く音しかり、四葉先輩って平静を装いつつ結構呼吸で動揺出てるのすごい良い。好き。
「初めてとか、責任重大じゃねえか。」がちょっと嬉しそうな言い方で、空良の初めてを貰えて絶対嬉しいのが隠しきれてない感じが!!!ほんとうに良い!!!!!

先輩のを入れられて、初めての感覚に驚いて、中もきつくて呼吸も苦しそうなところですぐ四葉先輩が「おい金森」って名前呼んでキスするのめっちゃ好きだし、ちゃんと「気持ちいよ」って伝えるのも、身体にいっぱいキスすんのも、いい男だなぁってなったところで、ちゃんと「痛くはないです」って空良の言葉聞いてから全部押し込むの、えっちすぎん???????
んで予告なく押し込まれてるときの空良くんの困惑した高めの声と「全部入ってなかったんだ…」がやばい。なんかもうエロさとかわいそ可愛いが合わさってここがクライマックスかと錯覚するぐらいやばい。(語彙力)

そこからさらに「金森のここまで」「おれのち○こ入ってるから」この二つのセリフの間に空良くんが「あぁぁぁ」って言ってるから、たぶんお腹押してる?よね?は???えっっっろ。
そのあと空良くんの「お腹の中、四葉先輩でいっぱいなんだ。 」だけでも可愛いのに「嘘、みたいだ…」が口塞いだ感じでさらに萌える。ずっと恋焦がれてた人だもんね…

四葉先輩、「耳、真っ赤」って言いながらたぶん空良の耳舐めてるんだけど、「だって、嬉しくて…」って言われてからの一呼吸!!これ!これが込み上げる愛しさというか無自覚な嬉しさ?を物語ってるの表現が上手すぎるわ…

思ったこと口に出すだけで「エロいこと」言ってるように聴こえちゃう空良くんの純粋さも、好きな子が普通のこと言うだけでエロく感じちゃう四葉先輩もどっちもかわいいね。

先触られて中締めちゃうとこ「出ちゃう…」のあとの四葉先輩の「うっ」で空良が中締めたの分かるのとか、して欲しい演技を全部やってくれてる阿座上さんも呼応してる鈴木崚汰もほんとうに器用。

「いじめて悪かったよ」「もう気持ちいいことしかしねぇから」の後に空良の呼吸で力抜けたのが分かるとこも、少し前のシーンで四葉先輩が体にキスした時に空良くんのビクッとした声がすんのも、BLCDで聴きたいのはこういう攻めと受けの呼応した演技だから、二人の掛け合いで堪能できてめちゃくちゃ嬉しいし聴いてて楽しい。

立ちバックの体勢で後ろから受けにキスするシチュだけでも良いのに、音的に先輩がキスして空良が応えてる風に聞こえるのがまた良い!しかもキスしたあとの「せんぱい…」の発音がぽわっとしてて、キスの余韻のこしてるの天才か??

四葉先輩も空良に「好き」って言われて"だめなとこ"攻めちゃうし「イけよ」がバカいい声だし、先輩が出すときも出した後も抜く時までちゃんと細かく空良くんの息遣い入ってるのとっても良い。

抜いた後中から出てきて戸惑ってんのも可愛いし、掻き出されてる時もまたえっちな声出してるし…
もう一回襲わなかった先輩えらい。笑

シャワーから出る先輩の後ろ追いかけようとしてよろけて、「もう平気です」って言いつつ呼吸で平気じゃないのわからせてくる演技!これ!これも良い!

崚汰くんほんとに出来ないキャラも演技も一つもないよね?ってくらい万能すぎるし、良い演技多すぎてここまででかなりお腹いっぱい…。


トラック3 明日、一番にしたいこと

付き合って3日目の土曜、先輩の家へ。
家族写真を見るシーン、ここ前日譚読んでると、あぁ…ってなる。
空良くんのこと軽々とお姫様抱っこできたのも、そういうことかと納得。

2年前死んだ、車椅子の兄。
あっさり言う「死んだ」も、呆れたように言う「こっちは覚悟してたのに」も、強がりで言ってるのが心苦しい。悲しむ資格なんて無い、とは言ってるけど、ちゃんと支える覚悟はあったんだもんね、ずっと。

自分の運命を恨む気持ちから、兄の死を悲しみきれなかったり、さだめを失ったことに傷つききれなかった、そんな苦しさを、純粋でまっすぐで濁りない空良の涙で流されていくようなこのシーン、聴きながら自然とこっちもウルウルしてきた。

ここで先輩に「好きです…」「俺、先輩が大好きです」って泣きながら伝えるのも、先輩が「あったかい」って抱きしめて言うのも、「空良」「好きだ。」って初めて名前呼んで言うのも、めちゃくちゃ良い。

空良が居るから、明日が待ち遠しく思えるようになって、朝起きて1番に会いたくなるって最高の存在やん。

「空良、俺のそばにいろよ」「はい!」でキスすんのたまらん。

したいこといっぱいあるって言葉に、四葉先輩が未来に希望を感じられてるの、こっちまで嬉しくなっちゃう。



アニメイト限定版

トラック1 土曜の夜のおたのしみ

土曜日、リビングでイチャイチャした後、四葉先輩の部屋に移動。

最近1番楽しかったこと、からエッチに繋げる四葉先輩。
「もう、したくねえ?」が良い声だし「しよ?」って言ってキスすんのめっちゃ良い。

空良くん、先輩の舐めたがるの超絶可愛いし、固くなって嬉しそうなのもさらに可愛い。舐めながら「くびれもカッコいい」とかいうの、反則では?ち○こに対して「好きです」はエロすぎるだろ流石に。

四葉先輩のが特別って言った後、「わかってるよ」に対する撫でられながら出す「んん…」みたいな声、ちょっと納得してなくてかわいいし、先輩に足で触られて可愛い声出しちゃってさ…

空良くん、たまに「ごめんなさい…」っていうの本当に可愛いんだよね…

「俺のせいで、えっちな身体になっちゃっていいんだ」
「もう手遅れです…」
ああああ!!!!!ちょっと不貞て言うのかわいい!!!!

「中、指入れた?」
「んーん、怖くなって…」
否定のんーんの可愛さ!!!!優勝!!!!

「もっと先輩が欲しくなっちゃいそうで」に対しての嬉しそうな「バカだな」はい!!かっこいい!!!!

このへん全部が良すぎてテンションがおかしくなる。

「もっと俺を欲しがって良いんだよ」
うんうん、空良くんお兄ちゃんだから我慢してることあるよね。
でも本当に欲しがられたいのは先輩の方じゃない?
求められることがなくなって自由にはなったけど、心には穴空いてるでしょ。先輩も空良くんを欲しがって良いんだよ。(誰目線)

「前はゴムつけないでして悪かった」っていう優しさ好き。攻めのこういう労り大好きです。

空良くん身体柔らかい自信あるのもキスしたがるもの正面から向き合ってするの恥ずかしがるのも全部可愛い。

ちょっと入れてあと空良に「大丈夫だから」って言われて奥まで入れたらすぐ空良くんがイッちゃったところ、四葉先輩の焦ったような「そら?」の声がカッコ良い…
ここの空良くん最初の苦し気持ち良さそうな声→戸惑いながらの喉締めた声→「いっちゃいました…」ってなるこの!声の変化!!完璧すぎる!!!
崚汰くんほんとに変化の付け方が上手すぎ。
本当にキスのタイミングとか合わせるのも上手いしさ…

肌と肌を合わせるの気持ちいい、みたいなこと8弾の瑞折も言ってたけど、ピュアな子あるあるなのか?笑

四葉先輩が快感得ながら呼ぶ「そ、そら…」がえっちだし、自分だけ先にイきそうな時の空良の「ごめんなさい」がかわいいよぉ。これ自分だけ気持ちいいんじゃダメっていうお兄ちゃん属性発動してるとしたら尊すぎるんだが…

最後、四葉先輩がイクときの声多めに入ってるのめっちゃありがたい。攻めのイき声めっちゃ好き。

事後、家に泊まっていく流れで、「家に高校のやつ呼ぶの初めて」って知って、先輩の初めてを貰えたの嬉しかったのかな〜空良くんの声が喜んでるの可愛い〜!
空良の返事に返す先輩の「よし」もめちゃ喜んでてかわいい。短いセリフなのに無邪気な喜びがちゃんと伝わる。

ここ、空良が四葉先輩に「子供みたい」っていうの、ちょっと空良のお兄ちゃんみと、四葉先輩の次男み出てない?
これからのストーリーで、四葉先輩が甘えて空良くんが甘えさせる感じ見せてくれたりするのかな??ぜひ見たい!!期待が膨らむ!!!

「楽しみだな、夜が」
「え?」
で終わるの最高!!
終わり方まで自分好みでほんと好きしか言うことないなこのCD。


トラック2 フリートーク

この二人って声の高さも声質も割と近めだよな〜と思いながら聴いてたら、しばそらと関係ない部活の話だけして終わった。笑



感想

ほんとに最初から最後までずっと空良くんが可愛い。だから感想の9割が可愛いになった。

先輩からセックスするか聞かれて、「痛みには強い方なんでっ」って急にお兄ちゃん属性発動するのも可愛いし、空良くんの「ごめんなさい」って自分だけ気持ちいい時とか先にイきそうな時に言ってると思うんだけど、「先輩も一緒がいい」とか甘える言葉じゃなくて一人で良くなってるのを謝る言葉が出てくるのが、お兄ちゃんなんだなって感じでとても良い。

あと一人でする時に使ったのがベビーローションなのが、兄弟のいる家庭を感じて萌えました。

何でもかんでも兄属性にまとめるなって感じだけど。

そしてたまーに出るタメ口がこれまた可愛いので、アフターでもたくさん聴けること期待してます。

空良くんの喘ぎ方、ただ気持ちいいだけじゃなくて苦しそうに息詰めてることも多いけど、それが初めてだからこその苦しさって分からせつつ聴いててしんどくないちょうど良いバランスで…こういうとこ含めて本当に演技が上手いとしか言いようがない。鈴木崚汰まじでどうなってんだ…

崚汰くんの演技、ドラマCDで聴くのは初めてだったんだけど、とにかく細かいところまで行き届いた繊細すぎる演技で隅から隅まで本当に抜けのない純粋な可愛さを持ってこられて脱帽した。アニメでは強そうな漢系、やんちゃ系、朴訥系を見てきたけど、こっちの路線もいけるなんて。
今後への期待が高まりまくる人選と最高に可愛いキャラをありがとうジンジャーベリー。

阿座上さんは言うまでもなく、内側から滲み出るような優しさを声に乗せるのが本当に上手で大好きだったんだけど、四葉先輩のぶっきらぼうな中にある優しさとほんのちょっと甘えたっぽい雰囲気を、芝居を感じさせない演技で自然に表現してくれて拍手しかない。声も演技もめちゃくちゃ大好き。

ほんとは14.15.16弾まとめて一つの記事でも書くか〜と思ってたのに全然無理でした。
15.16はまた改めて感想書こうと思います。では!

ほし×こえ さいたま公演 立花慎之介・伊東健人


プラネタリウムで朗読劇が楽しめる、ほし×こえ を見に行ってきたので感想を。

前々から気になってたけど日程や場所の関係で見送ること数回…近畿から関東へ引っ越したタイミングでちょうど埼玉での公演が、しかもキャストが立花さんと伊東さん!

これはチケット取るしかない!と申し込んで、ついに先週行ってきましたー!!

https://hoshikoe.jp/


座席のこととか

場所は大宮駅からすぐで迷うこともなく到着。
座席はSSで取ったもののそこまで期待してなかったけど、まさかの最前列。景色はこんな感じで、自分が座ってたのはまさにこの辺り。

https://twitter.com/hoshikoe_staff/status/1613876494035734530?s=46&t=WRUlBI1npknyXZ42ssH3sQ

写真の通り、最前列と演者さんの座る高さがほぼ同じで、1列ごとにかなり段差があるから最後列からは相当見下ろすことになりそう。2人も「こんな見下ろされながら朗読する機会なんて中々ない」みたいに言ってた。


朗読「スカイライター」

今回の朗読は「スカイライター」というお話で、作曲家のオウジ役が立花さん、作詞家のマサオカ役が伊東さん。

ざっくりとしたあらすじ

オウジとマサオカはスカイライターというユニットを組んで楽曲提供を行っている。有名アーティストに提供した楽曲も売れ行き好調で2人の仕事は益々順調、かと思いきや、オウジはマサオカからとあるニュースの記事を見せられて…2人の出会いから思い出を振り返り、各々が下す決断とその先にある未来の姿とは…

導入が暗めの心象風景からはじるからストーリーはシリアス系?ちゃんと理解できるのか?と一瞬不安に思ったけど、いざ掛け合いが始まると友人であり相棒である2人の思い出話をプラネタリウムと共にゆっくり味わえるような、素敵で前向きなお話だった。

前半にマサオカが言った言葉を後半にオウジが言う、みたいな分かりやすい言葉の繰り返しが幾つかあって、後半で忘れかけた前半の記憶を蘇らせつつ伏線回収的な役割も持っていて理解しやすかったし、"2人だけの定番のノリ"が繰り返される会話にもクスッと出来て、最初から最後までしっかり楽しめた。
ノリがどんなのか説明したいけど、「しのびねぇな」「かまわんよ」みたいなやりとりで(めっちゃトータルテンボスやん)って思ってたら本当の台詞は忘れました。

朗読のあとに洋楽と共にプラネタリウムを眺める時間があって、ストーリー追いながら回し疲れた脳みそが癒される最高の時間だった。


声優さんの演技のこととか

まず、声聴いてぶわぁ〜っと「本物だー!」の気持ちが湧き上がったのは立花さん。画面越しにイベントでの朗読を聴いたこともあるし、BLCDでも演技はたくさん聴いてたけど、生で見るの初めてだったからめっちゃ当たり前の感想になっちゃった。役柄もあるんだろうけど、生で聴いた方が断然クセがなくて聴きやすくて、わかりやすく良い声だった。

伊東さんは華dollとかSideMのライブで見たことあったあったけど、近くで演じてる姿を見るとめちゃくちゃ手も体も動くし表情もどんどん変わるから、動きとか表情とかしっかり眺めながらお芝居聴きたいタイプの人だなと思った。

演技の話をすると、高校時代に2人が出会うシーン、伊東さんは明らかに声が若かった。興味のある人物に自分から声をかけられる人柄や若さが出てるかんじで、人生の岐路に立ち大きな決断を下す今の方がしっかり声に重みがあった。
逆に立花さんはあんまり変わらなくて、でも訳あって人生のマイナス期の高校生時代と、人生の転期に前向きな今が近い事も先々のストーリーを聞くにつれて納得した。

あと同じシーンをまるまる繰り返すところが2箇所くらいあって、導入にあるオウジの心象風景と同じシーンを後半に繰り返す時、オウジの状況を理解してもう一度聴くと見える景色の意味が分かって心なしか台詞もハッキリと聞こえた気がした。声の雰囲気としても導入は割とスッキリ目、二回目はもっと強く感情がこもったように感じた。

こういういろんな表現の仕方を、公演ごとに違うものが聴けたり、同じ作品でもキャストを変えて見られるのが朗読劇の面白いところだろうし、いつか同じ作品に何度も通うっていう経験もしてみたいなって思った。

1番涙腺にきたのはやっぱり藤原啓治さんの声。2人が曲作りのためにプラネタリウムを見にいくシーン、ナレーションが聞こえてきた時知らず知らずのうちに視界が少しぼやけて、目が潤んだ自分に気がついた。

そして最後のフリートーク、2人が藤原さんの声かっこいいよねって話をしてる時、伊東さんが「もう年取らないから、ずっとかっこいいままでずるいなぁ」みたいなこと言ったから、さっきの涙が蘇ってきちゃった。


蛇足

最後に流れてた洋楽なんだろうな〜と思って調べてみた。
聞き取れた歌詞から検索かけたところ、アート・ガーファンクルの「Skywriter」って曲だった。

サイモン&ガーファンクルというユニット名なら知ってる人も多いかも。「The Sound of Silence」とか有名で自分も聞き覚えあった。


最後に

なんか色々書こうと思ったことあったものの
ぐちゃぐちゃになる前に終わっときます。

もし書けたらもっとストーリーの中身に触れた感想もあげるかも。

とにかく、ストーリーもおもしろくてプラネタリウムも綺麗でめちゃくちゃ楽しかった!!

おわり

男子高校生、はじめての 甘やかしてよセンセイ 六甲綾人(CV:八代拓)×央田尋(CV:新垣樽助)


内容やセリフなどかなりネタバレあります。

猫カブリ優等生攻め × 狡猾ふしだら先生受け

この作品は現在第13弾(+スピンオフ2作)まで出ているシリーズの第6作目。詳しい設定や作品の時系列は下記サイトをご参照ください。
http://ginger-records.jp/berry/dkadSC/

ここでは現在までに発売されている
本編ドラマCD、ポケットドラマCD独占配信2作、アフターディスク、オールコンビネーションCD
この5つをまとめてレビューしていきます。
(ミニドラマ集と小説は未所持)


このカップルは痛みや苦しみをともなうプレイが多く、人の死が語られる場面が幾度もありますので苦手な方は注意してください。

最新作SCにおいて先生の過去が語られますが、その過去を知っているかどうかで感想が変わってきます。SCを聴いた後の感想は枠の中に入れておくので、SCを聴いていない方や余計な情報を入れたく無い方は飛ばしてください。


本編ドラマCD

01.ロクでもない
六甲高3、央田先生29歳。
9月末、日曜日の高校、夕暮れの美術室。生徒会関連の書類を渡しにきた六甲。暑くて裸に白衣姿の央田の身体を触り、ピアスを見せてとねだり、セックスしませんかと甘える。這いつくばって靴を舐めてみせたらしてやる、と言う央田先生に六甲は従って…

猫かぶる六甲を揶揄うような妖艶さも、「甘えるな」と突き放す時の声の冷たさもどっちも良い。
新垣さんの声ってまじで大人の色気めちゃくちゃ感じるから大好き。

02.瑕と疵痕-1

足の指舐めはじめる六甲。先生が「…んっ」てちっちゃく声出してるの可愛い。脱毛した脚に際どい下着、性器に付けられたピアス、脚を広げて初めて見えるタトゥー。こんな存在自体がエロい人が白衣着た先生なのやばいわ。央田先生が六甲の指を舐める音がエッチ。セックスはお互いの最低最悪なところ見せつけあってハラワタを引きずり出すから面白いって言う先生。六甲くん終始暴走気味だけど先生にいなされてペースもっていかれてるのがとても可愛い。

先生の喘ぎ声って色っぽい綺麗さがあるのに大人の男性らしさは無くならないのが絶妙で、上乗って自分で挿れて腰振って、ピアス引っ張られながら痛くて感じてるとかエロすぎる。六甲の「先生のもぱっつんぱっつん」って嬉しそうに言うのがめっちゃ可愛くて好き。キスする音が明らかに他カプと違ってて最初から大人のキスって感じでそれがめっちゃ良い。

03.瑕と疵痕-2
汚れた六甲のシャツを脱がせると大きな傷跡が。
「病気?いや、事故か。」ここの断定してニヤニヤした言い方!!「こういうの好き」と言いながら縫いあと舐めるのえっろ。事故のこと聞かれたくない六甲をわざと煽って「傷ついちゃった?」って耳元で囁くの反則だろ…

欲しいものを自覚してなくて手が伸ばせない六甲が踏み出せるようにわざと煽ったり、セックスの最中にどこが好きで何が良いかちゃんと教えてあげたり、気持ちいい時は声に出して言ってくれたり…やり方はアレだけど先生から授業受けてるみたいな雰囲気がしていい。かと思えば終わった途端に六甲蹴ってどかすし、文句言いつつもまた相手してくれる感じだし、この掴みどころなく狡猾な感じが魅力的で追いかけたくて堪らなくなるんだろうなぁ。

タイトルの瑕(きず)と疵痕(きずあと)、瑕は打ったり切ったりしてできた身体の表面の損傷、疵は物事の欠点や欠落、不完全と思われる部分を指してる。瑕は六甲の事故の痕と先生のピアスやタトゥー、疵は2人の抱える不完全さって感じで解釈してるけど合ってるかは不明。

04.アフターストーリー
「空飛ぶ夢を最後に見たのはいつだったか」
六甲が何度もみる夢。海はもういいから、と母親を引き止めるのに、事故は止められない。

美術室でのセックスから3日後。またしようと誘いにくる六甲。カーセックスなら良いよと言いながら、お前はどんな悪夢を見るのかとわざと事故のことを思い出させる央田先生。躊躇いながらも身の上を話す六甲にキスして「よく、我慢したな。」と抱きしめる。
六甲のモノローグ、「それなのに、抱きしめる腕を、振りほどけない。」ここの言い方!!ほんのちょっと涙声に聴こえるような、切ない声!!

脆くて崩れそうな心を必死に繋ぎ止めながら外面を守る六甲くんの弱さを表すこのたった一つのセリフ。ここのセリフの言い方がもう完璧すぎて、ここで落ちた。

あとトラックの最後が「お前が行けなかった海に、俺が連れていってやるよ。」っていう央田先生の約束の言葉で終わるのすごく良いなぁ。

お互いに試し試され推し測ってる、この2人のバランス感が絶妙でたまらない。そんなやりとりの中で、やっぱりまだ六甲は抱きしめてくる手を振りほどけない子どもで。先生は抱きしめてあげられる大人で。この関係性がすごく好き。


「よかったね。お前だけでも生き残って。」
「プライド高くて、賢くて、ダメにもなれずにヘラヘラしてさ。偉いよ、お前は。」
「お前の不運はお前のものだし、痛みも後悔も何もかも、お前1人のものなんだから。お前は怒っていいし泣いていい。自分の不幸に酔いしれてグダグダになったっていいんだ。」
このあたりの先生の台詞、初めて聴いた時とSCを聴いた今では聞こえかたの重みが全然違う。

あの人の痛みは俺のものにはならなかったっていう苦しみが先生にもあったのかな。
父の死やあの人の死に対して自分が感じた痛みは誰にもわかってもらえないし自分のものでしかないという経験があるからこそ出た言葉なのかな。これが先生の抱える孤独の一部かも。

アニメイト限定盤
「裏拍で恋を重ねる」

初デートで海へドライブ。渋滞に巻き込まれた車内で、先生のことを触りはじめる。隣の車から見られて仕方なく逃げて、山の中へ。
六甲のこと試すように揶揄うこと言いながらもセックスに誘って、名前呼んだ瞬間から色気爆発するの最高。六甲の舐めて、好きなフェラ覚えさせるのやばい。口の中擦り付けてる時の音がほんとにすごくてサイズ感わかるぐらいのリアルさ。
「僕のものになってください。」「やーだ。」ここの言い方めっちゃかわいい!!からの真面目なやつの常識ぶっ壊すの快感っていう教師とは思えない発言、これが半端なくそそる。


フリートーク
八代さん:央田先生は絶対いい匂いする。
新垣さん:あの日鍛えていただいたリズム感が…

後半はサッカーとタトゥーの話。


独占配信

Crushing on you-1
付き合い始めて1ヶ月。初めて央田先生の家へ。
未読のメッセージ3桁は送りすぎだし無視する先生もすごい。先生が自分のテリトリーに人を入れることの意味をついつい考えてしまう…。
天窓だけあって家具もないコンクリの部屋。
血のような、花のような、マグマのような真っ赤な絵。骨だけの犬。ここで絵が上手いって言っちゃう六甲くんおもしろい。会話の中で先生は意外とちゃんと好きって言ってるんだよな〜。

おもちゃ大量に買ってプラン練ってくる六甲くんかわいいねぇ。


この骨だけの犬、死んだあの人を絵に描いたことを思うとなんかね… 朽ちた姿を描いてこそ生を描ける的なこと?
でもここで六甲を描いてるから、先生には少なからず今目の前の生きている六甲から影響を受けてるんだろう。デストルドーでは無い何かを手にできたと修二郎さんも言ってたし。


Crushing on you-2
赤い縄で亀甲縛りにする六甲も、ピアスをリングにしてる先生もどっちも変態でめっちゃいい。
中だけでイかせたくてアナルパール入れて、前には棒いれて…六甲くんの探究心に笑うし出し入れする時の水音がエロすぎる。ドライでイく時の声もいいけど、その後に荒い呼吸になって一回唾飲む音がするの。ここが良すぎる。あとこれが初めてのドライっぽいのもいい。先生実はあんまり開発されてないのかな…。

棒入れたまま攻められて中でしかイけなくて…先生が抜けって言ったの棒じゃなくて自分のだと勘違いして「そんなこと言わないで…」って言う六甲がかわいい。噛まれて痛いのに感じてるし棒抜かれてさらに感じてイくしもう先生が全力でエロい。しかも、これで終わりじゃ無いだろ?ってまだやる気なの強すぎる。

「先生が死んだら、僕も死にます。」この重さが六甲くんの可愛いとこだわ。

このトラックが全体通してお互いイッてる回数1番多いし、六甲の可愛さと先生のエロさが詰まってるからストーリー無視してセックスだけ求めるならここがおすすめ。

さよなら、childhood
六甲20歳、央田先生32歳。5年ぶりに兄と会ったあと、家に帰ると央田先生が待っていた。
ここフェラの音がすんごいえろい。ほぐさずに締まってお互い痛いまま動けなくして、あえて離れられない状況作って、六甲の心をつつく。20歳になったから遺産放棄と籍を分ける手続きをさせる六甲家ってほんと…。
繋がったままガンガン煽りながら本心話させるの、本編と同じ傷つけてハラワタえぐりだす構図ではあるのに、先生の愛情のこもり方も六甲の曝け出し方も格段に上がってる。

先生の首絞めながら本音で怒りをぶつけながら、「僕は、ゴミ箱じゃない…」に哀しみとか虚しさとか全部こめられてるし、先生が首絞められて笑うとこの演技も最高だし、「綾人、やっと怒った。」って愛しそうなのも言い方が完璧。

ここで入る、先生からの愛を自覚するモノローグがまたすっごい良い!

初めて泣いた六甲に、顔見せろよって言って「あや。あーや。」って呼んで。んで合間に挟まるキスがめちゃくちゃ愛がこもってるし「俺は、お前が可愛いよ。」って言い方死ぬほど好き!このセリフのために聴いてる!

最後に、父へ別れを告げるモノローグ。ここセリフの後ろにキスしてる音が結構長めに入ってて、今六甲が愛し愛されるのは央田先生しかいないんだって感じがして良い。

「お前、馬鹿だよな。もっと普通の、優しいやつを好きになればよかったのに。」
「違うよ先生。僕にはあなたが、世界で1番、誰よりも優しい。」
これ!2人の愛の形が詰まってるこのセリフで終わるの最高では…

2人の演技堪能するなら絶対このトラック。内容はちょっとしんどいけど演技が良すぎて何回も聴きたくなる。


フリートーク
八代さん:道具の名前がわからない。笑
新垣さん:もはや一つの芸術。ハラワタをテーマにした男子高校生の話なんてない。笑

後半は家での過ごし方やこだわりについて。


2nd. after Disk 〜GIFT〜

6人の関係性
椎堂:2年、映画研究部
有:2年、映画研究部、カフェでバイト
春惟:2年、陸上部
慧斗:1年、美術部
六甲:3年、有のバイトの先輩
央田:美術教師


1.prologue「指折りの日々」
第4弾の有、第5弾の春惟と慧斗のみ出演。

8.六甲×央田 1「Like a HONEYMOON」
いきなりエッチしてるところから始まる。正月を一緒に迎えて、年越しセックス。先生の今年1番最初の全部僕のものってのが六甲くんらしい。

9.六甲×央田 2
初日の出が見られるという崖へ。海に行く約束を果たした2人。「六甲、背もたれな。」「はいはい。」ここ六甲くん嬉しそうだしSCのジャケットが浮かんだ。この時はそこまで甘い顔ではないと思うけど、このやりとりめっちゃ可愛くて好き。

泣き顔見れなくてつまんないとか言いつつも、顔見て無理してないの確かめるの、愛だなぁ。

六甲が誘って始まって、最中に六甲が好きって言っても「そう?」とかしか返さないの、イジワルだな。ここ先生イくの早くてどんどん奥で感じるようになって、ピアス触られて首噛まれて痛いのにもっと感じて、最後六甲くんの名前呼んでイくのエロすぎ。


10.六甲×央田 3
ホテルに戻って、怒って六甲をしばく先生。
「先生が求めてくれるなら、なんでもしてあげたい。」って言う六甲に「お前のそういうとこ、気持ち悪い。何くれようが求めて来ようが、俺はお前の親にはならないよ。」って、やっぱ辛辣。
でもちゃんと言葉にして突き放すのも先生なりの愛情だってわかる。

「僕が先生を幸せにします。それでいつか、僕が必要だったって言わせてみせます。」
って言葉に照れてる先生かわい〜!


死んだ人と一緒に止まっていた3年、先生といた3ヶ月の時間に、「いなくなった人に寄り添えるほど、優しくない。」って言う六甲に「良いんじゃない、お前は生きてるんだから。」って返す先生。人が死んでから過ごす月日を知ってるし2度も経験してる先生が、肯定の言葉をくれる意味を六甲はまだ知らないってのもいい。


11.epilogue「恋するイキモノ」
撮影の小道具を借りにきた椎堂。央田先生、六甲と、椎堂の撮る映像についての話。先生も恋してるって!よかったね六甲くん!


アニメイト限定盤
「YOLO!」

六甲の合格祝いに、六甲のやりたいプレイを。
玩具箱から大人のおもちゃ選んでるの、真剣なのにアホだなぁ。手錠して、乳首にクリップはめて、ローター入れて。抜かれる時の方が感じてるのえっろ。そのあと手錠外させて六甲の急所蹴るとこめっちゃおもしろい。やっぱり先生が主導権握ってないと。自分でバイブ抜いてるときの先生の声がすごくえっち。六甲がバイブ咥えさせられたまま喘いでる時の苦しそうな声もいい。
先生、ローター入れたまま自分から六甲の挿れて動いてるのえろすぎん?でもいつもより気持ちよくなさそうなのが上手いなぁ。


YOLOは"You only live once.“の略で、人生は一度きりっていう意味。


フリートーク
八代さん:みんなが駅伝やってる時に二人は…。
新垣さん:短距離か長距離かだと、短距離。

後半は新年の話。八代家のカラオケ話めっちゃほっこりで可愛いし、お二人の会話いつもほのぼのしてて良い。フリとはこれが1番好き。


オールコンビネーションCD

Disk1
2ndシーズン6人の様々な組み合わせの会話が24トラックあります。

6.有&央田 学校でする時は気をつけろよ
8.有&六甲 先生と仲良い(?)椎堂への敵対心
13.椎堂&央田 先生にとっての恋とは
17.春惟&央田 央田先生の性生活
19.春惟&六甲 先生のかわいいところ
22.慧斗&央田 慧斗の進路にアドバイスする先生

こんな感じの会話が聴けます。

Disk2
3.央田尋「おまえなんか、いらない」
夜中に目が覚め、六甲の名前を呼ぶけど、ベットには自分1人。受験勉強中の六甲からのメッセージを一旦無視する。名前を呼び、好きと言われた記憶を反芻しながら、「お前なんか要らないよ」と言う言葉に傷つく六甲を想像し、ピアスだらけの性器を擦る。また六甲からのメッセージに、先生から電話をかけて…

ここ、「俺が居なくなったらどうすんだろ…」って言ってるのついつい深読みしたくなっちゃうけど、考え出したらきりがない…


4.六甲綾人「気儘にゃんことのつきあい方」
友達と飲んでるから家に行かないと言われて、友達に嫉妬しながらとんでもない妄想の中で先生を犯す。苦しそうに泣く姿を想像しながら1人で。

想像力逞しい六甲くんほんとおもしろい。


09.「君去て後」
六甲の卒業が迫るある日、2人が初めて出会った屋上で、先生にはこの後まだ授業があると知りながら…。
咥えながら喋るのえっちだし、フェラする音が先生がしてくれた時と似てるのは真似して頑張ってるのかも。後ろ舐めて解すのはえろすぎ。教室の窓から見られそうなのにも興奮してるし、中に出されたまま授業してやるって、とんでもない教師だな〜。
「忘れないで。僕が居たこと、僕としたこと、全部、先生だけは、忘れないで。」
台詞は切ないのにやってることは激しい。


10.「ハッピー☆クレイジー☆ラブライフ」
六甲大学2年、央田31歳。酔って帰ってきた先生。
口の中が痒いと言ってフェラする意味のわからなさに笑う。ここはとにかく舐める音がえろい。途中で終わりにしようとした先生に、最後までさせる六甲。精子飲んだら吐いちゃって、そんな先生に興奮して、トイレで後ろから挿れる。先生が欲しがる声めちゃくちゃ可愛い。

先生にしばらく酒やめると言わしめる六甲くんの変態さほんとおもしろい。


独占配信 Second Color

第1話 Ya'aburnee
1.六甲大学3年、央田32歳。付き合って3年。絵を完成させた先生が、寝ている六甲にキスして起こして。寝ぼけてる六甲に「かわいー」ってめちゃくちゃ愛おしそうに言うのすっごい良い。

先生のモノローグ「お前はどこまで俺と一緒に居られるの?」
今までオルコン以外で先生自身が語る心情って無かったから、最初がこれでちょっとドキドキした。

1週間たっぷり一緒に過ごした翌日、早朝から車で央田の実家の美容院へ。何も知らずに連れてこられた六甲。近所の人との会話から、ここで生まれ育ったんだなって実感するし家族から尋くんとかお兄って呼ばれてるの新鮮。
20年以上前、海上保安官の父は事故で亡くなっている。めちゃくちゃお父さん子だった先生。

帰りの車、家族の団欒に心削られる六甲を面白いと揶揄ってるけど、モノローグがほんとに良い。
痛くても苦しくても先生のことだけ求める六甲が愛しくてたまらないって感じがする。

卒業したら開けると約束してた乳首のピアスほんとに開いてるのすごいエッチ。今までより素のまま喘いで気持ちよくなってる感じがするし、もっと噛んでとか素直に求めてるのが前までのしつけ感とは違う。抱えて駅弁して、奥痛くて気持ちよくてもっと入れろって笑ってる先生が色気爆発しすぎててやばい。「俺のこと、壊したいんだろ?いい子ぶるなよ、あや。」この煽り!しかも最初ちょっと囁きっぽく耳に近い感じなの!最高!
綾人、綾って名前呼んで求めて…今までは六甲が先生の名前いっぱい呼んでたのに、逆転してるところも良い。
「あなたのものだよ、僕は、貴方だけのものだよ。ずっと。」 
ここすごい。エロさだけじゃない。合間に先生のモノローグ入るのがめちゃくちゃ良い。
「あなたにとって僕は唯一じゃないかもしれないけど、僕にとっては、央田尋が全てだから。」
これが最初から最後までブレない六甲くん流石。

先生のモノローグ、六甲の死に興味があるのに
「でも、お前が居なくなっちゃったら、どうしよ。」って一気に切なくなるの…こんなん泣く…


2.
六甲大学4年、央田33歳、付き合って4度目の夏。また夏が来たって言ってるのが、先生にとってこの季節の秘めるものが出てる。

カメラマンの辻と飲んでいた先生を迎えに来た六甲。ここではもう最初から尋呼び。確実に妬いてるし関係を見せつけてるのが可愛い。

先生の元彼の話をする六甲と辻。寝たふりした先生のモノローグ曰くアーティストであることだけが誠実だったというあの人は、明後日が命日。
ノローグで夏は死体の匂いがすると語る先生。

「お前といると、寂しい。」
「僕もずーっと寂しい。尋が好きだから。」
帰り道でするここのキス、物哀しくて甘い。

ホテルに入って、「僕は尋のものだし、尋だって今は僕のものなのに!」って言いつつ縛ってるの、六甲の通常運転だわ。そんな六甲を愛しそうに可愛いっていうのほんと狡いよ先生。
キスしてやるってのも、六甲がキス好きってわかっててやってるやん。そういうとこなのよ。

先生が見た夢。夏の海、塩の香りが鼻に甘い。ここ入道雲があるって言ってるけど、入道雲って積乱雲だから夕立とか雷雨がくるんだよな…。って言うのは多分考えすぎ。
先生は自分を絵描きだと言い、幼い六甲くんは遊びながらお母さんが迎えにくるのを待ってる。完璧の夏…もう2度とこない。
最後に六甲のこと愛してるって言うの、泣ける。

目覚めて名前を呼ぶ先生に六甲が
「大丈夫だよ。ここに居るから、ずっと。」って言うのも泣ける…。いやずっと泣いてるやん我…。

「連れて行ってやるよ、いつか、お前を、海へ。」先生のこの言葉は二人で幸せになろうってことなのかな。ここで描かれる海は六甲にとっての幸せがある場所にみえた。

この話先生のモノローグがかなり多いけど
はぁ〜ここのモノローグ全部聞かせてやってくれよ…六甲に。ってずっと思ってた。

Ya'aburneeはアラビア語で「あなたは私を埋める」≒「あなたより長生きするのは苦しいから私があなたより先に土の中に入りたい」という愛の表現。


第2話 Gympie Gympie
1.
六甲22歳、央田34歳。大学を卒業。弁護士から扶養契約終了のお知らせが来るところが六甲さんちだよな〜。んで先生がタバコで火をつけて燃やしちゃうのが良い。

夏休み、先生の家に行くとメモと合鍵だけが置いてある。ずっとくれなかった合鍵、繋がらない電話。六甲の、先生探しの旅が始まる。
捨てられたんじゃない、ってのがちょっと自分に言い聞かせてるとこもあるんだろうな。

まずは央田の実家へ行き、そこからカメラマンの辻や友人のところをめぐり、あの人のことと先生の過去を知る。そして最後に有と椎堂から"空港着いたら修二郎に連絡して"という手紙と航空券を受け取る。
「生きてる… 」って言う六甲に、ついつい良かったねぇと声に出してしまってた。
「会いたいよ、尋。」の声がせつねぇ。

ロサンゼルスで画商をやっている修二郎の家へ。13年前に自殺したあの人が死ぬ前も死んだ後もそばにいたのは尋だけで、先生は今、NYにあるその死体発見現場にいる。

2.やっと先生の元にたどり着いた六甲。先生は泣くなよって言うけどここまでの旅路を思うとそんなん無理だろうよ。喧嘩して、外で男と遊んで帰ってきたら死んでた。だから描いたと言う先生。
「尋は僕のものだって、見せつけてやる。」といいながらそこでセックス始めるけど、先生は六甲が来るって聞いて準備して待ってたの、めちゃくちゃ可愛いな。

あの人が向けてくる取り繕えない素性をえぐって暴くことが楽しくて、先生が人のハラワタに分け入るのはここから始まってる。
「楽しかった。でも、死んじゃった。楽しかったのは、俺だけだった。」
あの人とは向け合う感情が違ってて、その齟齬がはっきりと見えた先が相手の死なの辛すぎるし、何も与えられなかったからその死を絵に描いたってのが…最後に唯一もらったものが描くことへの衝動だったのかな。
「描くことが、俺の愛だ。」なのに六甲が死ぬのが怖いって言う、先生のほんとの気持ちを聞けた六甲くん、あんたはすごいよ。

それから六甲くんの誓いのモノローグがまた良いんだよな…。先生のことちゃんと理解して向き合って、今があるってのが凄く伝わる。
「尋、僕にしなよ。」
「食べるよ。尋が死んだら、全部残さず、綺麗に食べる。」
「尋は僕のでしょ。」
「尋のことが好きなだけだよ。」
六甲くん今までもずっと、何回も好きって言ってたけど、この言葉の端々から今までで1番深くて大きくて優しい愛が伝わる。

「綾人、ありがと。」
「うん。」この嬉しそうな返事、かわいい。

3.地球規模の鬼ごっこが終わった。先生は絵を描き、六甲は観光に。「帰ったら一緒に暮らしたい。」「あの部屋から出て新しい場所で。」って言うのが、六甲家からの真の解放って感じでいいね。

また道具色々と買ってんのやっぱり六甲くんなんだよな〜はじめてのNYで何やってんのか。
先生に煽られても言い返せるようになってるの、対等な関係って感じで良い。先生へのフェラ、これしか知らないからって言うの可愛いなぁ。
六甲も約束したピアスが開いてて、それで引っ掻いて気持ちよくなるのほんとエッチ。キスして、好きっていっぱい言ってセックスしながら、一緒に住む家の話。「白い大きな壁があるとこがいい。」「窓があって、明るい部屋。」「あとは、綾人、お前がいれば、いいよ。それだけで、もう。」
ここ今の先生の家との比較がさぁ…。

最後に可愛らしい普通のセックスして、お前といると楽しいって言わしめる六甲くん、本当ここまでよく頑張ったよね。しかも原動力が曇りなく先生への愛だけなのが最高。

Gympie Gympieは触れるだけで激痛がはしる猛毒の植物。

フリートーク
八代さん:六甲くんの「生きてる…」が印象的
新垣さん:六甲くん成長したね、大人になったね

役との一体感とか結構深い話が聴けるから好き。


SCの重要人物

先生の元彼であるあの人。詳しく言及してないのでざっくりと人物像などを。

あの人とは名の知れたアーティストで、彼を中心にアーティスト集団が形成されていた。央田のモノローグによると、華やかで冷たい男、なんでも出来た、大勢の信奉者に囲まれた、傲慢なクソ野郎。そしてアーティストであることだけがあの男の誠実。

央田は13歳の頃からアトリエに出入りしており、あの人は35歳。当初からすでに2人の関係は始まっていたと思われる。そして40歳を過ぎた頃からスランプになり、大学生だった央田と逃げ出し、最後には自殺。享年43歳、先生は21歳。

年齢は聴き取れる範囲での予測なので間違ってるかもしれないです。


他のシリーズとの繋がり

修二郎さんとは…
第7弾の登場人物であるナナオの父方の祖父。
先生の住むアトリエの持ち主はこの人。
第7弾の独占配信にある「楽園のオオカミ」に名前が出ていて、ナナオが小さい頃に色々あって辛くなった時に寄り添って一緒に旅をしてくれた人。もっと詳しい人物像は第7〜9弾のオルコン特典SSの「森の木陰でひとやすみ」を読めばわかる。ざっくり言うと元画家(自称)で貿易商家の娘エレノアさんと結婚、画商として才を成し無名の画家を発掘し市場を開拓、藍いわく"大胆で情熱的で言葉が巧みで強い影響力がある"人。このSS読むと「Gympie Gympie」がほんのちょっと解像度あがるかもしれない。
まだ買えるのでもし興味あれば。
興味本位で買うにはさすがに高いけど。笑

https://www.animate-onlineshop.jp/sphone/products/detail.php?product_id=1823082


第13弾の本編、アフターストーリー
央田先生の名前が出てきます。
什三くんが燻製つくる話で、焼却炉は央田先生がタバコ吸いにくるけど先生ならうるさいこと言わないだろうって。変わった先生ではあるけど、やんちゃな逸れものたちに好かれるんだろうな〜ってのがわかる。


感想

はぁ〜さすがに長すぎる〜

今まで聴いてきたBLCDの中で1番重かった。
描かれている愛が。
かと思えば六甲くんの奇行でめちゃくちゃ笑えるしもう頭ん中ごちゃごちゃになる。でもそれが楽しいって感じのストーリーでした。
話が進むにつれて先生が甘やかされてるのが可愛くて仕方なかった。


とはいっても何回聴いても自分には全てが理解できないなと気付かされるのがまた面白い。

これを書くのもどこまでが作者の意図する含みでどこからが自分の妄想か分からなくなって長らく放置してました。まぁでも感想なんて全部受け手の主観でしかないから。

第4弾の時みたいに"ここのセリフはこことリンクしてる"ってのも、いつか更新できたらしたい。

最後に、ピアスの名前はあえて記事内に書かなかったけど検索すると当然ながら性器の写真出てくるので、調べる人は気をつけて。笑
おわり!