kmgk0402’s blog

2024.02.13 noteから移設

男子高校生、はじめての 親友の交際を全力で阻止する方法 椎堂真史(CV:古川慎)×杉本有(CV:村瀬歩)

内容やセリフなどかなりネタバレあります。


この作品は現在第13弾(+スピンオフ2作)まで出ているシリーズの第4作目。詳しい設定や作品の時系列は下記サイトをご参照ください。

http://ginger-records.jp/berry/dkadSC/


映画バカで童貞で俺様な椎堂真史(CV:古川慎)×エッチ大好きイマドキ男子の杉本有(CV:村瀬歩)


ここでは現在までに発売されている
本編ドラマCD、ポケットドラマCD独占配信2作、アフターディスク、オールコンビネーションCD
この5つをまとめてレビューしていきます。
(ミニドラマ集と小説は未所持)

アフターディスクとオールコンビネーションには他のカップルのストーリーも含まれています。


本編ドラマCD

01.そんなの聞いてない!
高校2年の初夏、映画研究部の部室。次に椎堂が撮る映画のコンテをみせてもらう有。恋愛ものの内容に、童貞が性に目覚めたのかと揶揄うが、すぐに恋愛で張り合おうとすることを椎堂に指摘されて…


02.お前の童貞、オレにちょうだい
どうせ張り合うならキスで勝負しようと仕掛ける有。このキスシーン、2人の音が丁度半々ぐらい聴こえるしタイミングも完璧で、聴いた瞬間に演者の組み合わせの良さを確信した。2回目のキスで有が舐めてるハッカの飴を椎堂が奪った後に口で転がす音がするのが好き。

オレでお前の童貞捨てていいよと言ったりフェラしたりと先に攻めるのは有なのに、実際は椎堂が主導権握ってるところが良い。

椎堂のを挿れたものの痛くて泣いちゃう有。「泣いてなんか、ない」の涙ぐんだ声が完璧すぎる…
続きやりたがる有に、そんなに俺のこと好きなのって言ったり、もう泣くなって優しくキスしたり。自信満々で俺様な言動をしながらも、有を大切に思ってるのがみえる椎堂のキャラに古川さんの声がめちゃめちゃ合ってる。

「お前、好きなやつがいるんだろ、ヘラヘラ笑ってるお前を泣かせるくらい。」これは椎堂じゃないと言えないセリフだなと思うし、有の眼を撮りたいってのはもう告白でしょ…


03.きもちイイことしてよ
「映画出てやるからもっとキスして…」ここもキスのタイミングめっちゃ合ってるし息ぴったりで聴いてて気持ちいい。椎堂が有を膝にのせてて顔が近いからか、耳元で息がかかる感じに聴こえる、息多めの語尾掠れるような古川さんの声めちゃくちゃエッチ。椎堂の「キス好きだな」に返す有の「好き」は、完全に"椎堂のことが好き"の"好き"なのよ…

椎堂とできた嬉しさでまた泣いちゃう有。椎堂が最中に「(ここ擦られるの)好きなら好きって言えよ」って言うの、絶対にわざとやってるし「好き、好き、椎堂…」って名前呼んじゃう有がめちゃくちゃ可愛い。


04.アフターストーリー「初恋構造論」
高校1年の秋、椎堂の撮ったショートムービーを観て、映研に途中入部を決めた日を思い出す有。

部室でエッチした翌日。
昨日から有の泣き顔が頭から離れず、この感情が恋じゃなかったら何なんだと尋ねる椎堂。人を好きになる気持ちを理解したい、お前と付き合ったら俺も恋愛を体験できるか、俺をもっと好きにさせてみろ…この椎堂の探究心とブレない俺様感が、聴き慣れると可愛く感じてくる。


アニメイト限定盤
「双方向的恋人関係の必要条件」
付き合いたての2人。椎堂の部屋に来た有に「やりにきたんだろ」とか言っちゃう椎堂のデリカシーのなさが露呈。女の連絡先全部消せ、とか誰にも触れさせたくない、とか自覚のない独占欲が出ちゃう椎堂をなだめる有。恋愛において上手なのはやっぱり有だな。

はやく欲しいとか、椎堂の頂戴とか、有が終始可愛い。また自然と涙が出ちゃう有の眼を舐める椎堂。「椎堂にいっぱい好きって言ってもらっちゃった」って、このトラックは有がずっと可愛いしか言う事ない。「早くお前を撮りたいな。」「ほんと、映画バカ。」このやりとりに互いへの好きな気持ちが詰まってて可愛くて堪らん。


フリートーク
前半「どんな映画が撮りたい?俳優として出演するならどんな役?」とにかく露出したい古川さんと、中二病な村瀬さん。
後半「高校時代の部活は?」
ほんとは違うけど古川さんバレー部っぽいねって話。

村瀬さんが古川さんをまこにゃんって呼ぶの可愛いし、ノリだけど古川さんが「あゆ」って呼んでたの貴重かも。


2nd. after Disk 〜GIFT〜

6人の関係性
椎堂:2年、映画研究部
有:2年、映画研究部、カフェでバイト
春惟:2年、陸上部、慧斗の義兄
慧斗:1年、美術部、春惟の義弟
六甲:3年、有のバイトの先輩
央田:美術教師


1.prologue「指折りの日々」
ショッピングモールで春惟と慧斗に会う有。
クリスマスプレゼントの万年筆のインクについて、慧斗にアドバイスをもらう。子供扱いされてる春惟が可愛い。


2.椎堂×有編1「斯くして、僕等は」
高2の冬、終業式の後の図書室。進路について相談してくれないことに拗ねていた椎堂。有の涙は舐めて拭うのが椎堂の定番。


3.椎堂×有編2
図書室の奥へ。乳首でめっちゃ感じてる有が可愛い。有のを椎堂が舐めてる時にジュルジュル吸ってる音が上手すぎる。有を思いっきり甘やかしたい椎堂がいつもより甘くて聴いてるこっちまでくすぐったくなる。本棚を背に駅弁。(ここWebCMに絵があったけど今は見れないのが惜しい…) 2人の呼吸しか聞こえない瞬間の息遣いがすっごい良い。まだ奥に挿れるのはちょっと痛そう。有が気持ちよくなって舌足らずになっていくの可愛い。


4.椎堂×有編3
小さい頃妹と一緒にモデルをやってた有。一時の気持ちで辞めてしまったことが今もコンプレックス。椎堂の夢中になれる才能を羨ましがる。寒い外で手を繋いだ2人。「お前が繋いで欲しい時にいつだって繋いでやる」っていう椎堂の男前さが好き。


11.epilogue「恋するイキモノ」
美術室を訪れた椎堂。央田先生と六甲が居る。
「サクラの咲く頃に有を撮りたい。」って青春だなぁ。いつでも直球な椎堂と珍しく真面目な央田先生とリアクションが面白い六甲。


アニメイト限定盤「ロマンティスト、或いは」
年明け、日の出を見に海辺へ来た2人。そのまますぐラブホへ。ここで有が椎堂に言う「好きでいてくれたらいいな。」が、椎堂に言ってるのにどこかモノローグっぽい口調で、言葉で縛ろうとしない有らしさが出てるなと思う。

椎堂のを舐めてる時にも声出てるし「椎堂のでお腹いっぱいにされたい」って言う有がエロすぎる。前よりも奥が気持ちよくなってきてる有。前も一緒に触られてイキそうな時の「いく、いく…」の余裕のなさとイった後の息遣いがリアルだし、潮吹いててエッチさ倍増してる。

「魔法なんてロマンティックなものじゃない」
「さめる気も、さます気も、ない」っていう椎堂のセリフがらしくて好き。(さめるはどの漢字なんだろう)


フリートーク
村瀬さん:椎堂がかわいい!
古川さん:有がとろけるところがかわいい!
後半は受験勉強の話
村瀬さん:勉強のタイプの話
古川さん:俺は負け戦


ポケドラ独占配信

Crank in! -1
本編アニ限の続きのシーンから。椎堂の家のお風呂場で。毎回痛くないかちゃんと確認するし、有が力抜けたら上手だって褒めるところとか本当にいい男だなって思った後に、中に出して怒られる椎堂がおもしろい。

付き合って1週間、昼休みにお弁当持って映研の部室でお昼ごはん。本編で舐めてたミントミルクの飴が出てくるのエモい。

いよいよ映画制作がスタート。初デートする予定だった日に、相手役の吉田さんと3人での下見を入れようとした有、わかったって答える椎堂。この返事までの間のとり方が絶妙ですごく良いから意識して聴いてみて欲しい。


Crank in! -2
3人で下見の日。「カメラ越しに有に恋してるみたい」って吉田さんは鋭い。

帰りに2人でラブホへ。「カメラが煩わしい、触れたいけど撮りたい…」ここの椎堂の台詞が好き。吉田さんの言葉とも繋がってるし、映画にしか興味のなかった椎堂にとって、有がどれだけ大きな存在かよく分かる。

エッチなシーンは椎堂のをなめる有のSEがめちゃくちゃ上手い。あと古川さんは鼻息の使い方がめっちゃ上手いから、気持ちいいの堪えてる椎堂の声と呼吸がめっちゃエロく聴こえる。「お前の涙に弱いんだよ…」は、初めての時に痛くて泣いた有の涙が心の棘にも興奮材料にもなってるのがわかっていい。

毎回挿れてもいいかちゃんと聞くし、絶対指で慣らすし、椎堂はそういうところちゃんとしてるの良いな。


その向こうの光
高校3年の秋、椎堂は推薦で有は受験。試験が上手くいかず甘えに来たと泣いちゃう有。頑張ったからとキスして甘やかそうとする椎堂の声が、今まで聴いた中で一番優しいし相変わらずキスの音が完璧。有が恥ずかしそうに喋るシーンで声がこもってるのもめっちゃ良い。エッチなシーン自体は短めだけど、有の「あぁ、すごい…」だけで気持ちいいのがしっかり伝わるし、椎堂の唸ってるような低音の喘ぎ声がエロい。

「決めて頑張ったのは有」とか、「有に恋して世界が鮮やかに塗り変わった」とか、惜しまず言葉にしてくれるところが椎堂の魅力だな。

最後の、部室で有が椎堂にアルバムを渡すシーン、「椎堂、大好き。」ここが耳元で囁いてるような声なのがめっちゃ良い!!!


フリートーク
まためちゃゆるいスタート。
前半「連泊の時、清掃の人のこと気にする?」
綺麗にしちゃうと清掃の人が逆に困るかもって話。
後半「熱中しちゃうもの、マイブームは?」
課金、取手が取れる系鍋の話、パクチーの話etc



オールコンビネーションCD

Disk1
2ndシーズン6人の様々な組み合わせの会話が24トラックあります。

3.有&慧斗 有が椎堂の映画を観て感じたこと
4.有&慧斗 それぞれにとっての兄妹(兄弟)とは
5.有&央田 焦らしに弱い有と、有の涙に弱い椎堂
9.椎堂&春惟 非血縁者同士の家族関係
11.椎堂&慧斗 恋ほど人の心を奪うものはない
12.椎堂&慧斗 有の甘え方

こんな感じの会話が聴けます。


25.杉本有「恋のおまじない」
お風呂で、椎堂の声を思い出して後ろ触りながら1人で。いつも塗るボディローションは、恋に効く香り。

26.椎堂真史「君を描く、いくつもの夜」
2年の夏に撮った映画の有を観たあと、有から貰ったアルバムを見ながら。有の声、匂い、体温を思い出しながら1人で。

Disk2
05.「ふたりだけの映画館」
高校3年、卒業1週間前。部室に2人きりで、一緒に撮った映画を観る。やっぱりキスシーンめっちゃ上手いし、ただ息してるだけなのにその呼吸すらエロい。部室だから椎堂は大人しめに動いてる気がするけど、有は普通に喘いでる。

いつか校舎をスクリーンにして、凱旋上映しようと誓う。(ここで有の言う、椎堂が教えてくれた昔の映画っていうのは『ニューシネマパラダイス』だと思う)


06.「スカートの下の」
大学1年。椎堂を家に呼び、妹のふりをして出迎えたけど秒でバレる。メイクもしてブラも付けて、女性ものの下着履いたままズラして挿れるのえっちすぎる。気持ちよさと恥ずかしさが混じってる有が可愛い。自分で動いて気持ちよくなって、椎堂に前も触られて、切羽詰まった声がめちゃくちゃエロくて、「またやっちゃった… 」って潮吹きしてるのもさらにエッチ。椎堂は女の格好をした有じゃなく、有そのものに興奮してる感じが良い。



独占配信 Second Color

第1話 Summer forest theater
1.大学4年。卒業後はディレクターとして就職先が決まっている椎堂。有は事務所に所属し、俳優として端役で映画やドラマに出演。有の事務所の先輩とライバルで、椎堂の演出する作品に出る2人と一緒に、4人でバーベキューに。

2.帰りに椎堂の家で。やっぱり村瀬さん舐める音めちゃくちゃ上手いし、有が無理してるのが滲み出る演技が本当に上手い。ちょっと涙声っぽいのが更にそそる。このトラックの有、椎堂に弱ってるとこ見せたくなくて強がってて、でもどこか甘えて慰められたくて…ってのが伝わる村瀬さんの演技すごかったし、椎堂も無理はさせたくないけど有の気持ちを汲んで甘えさせてあげてるのがすごく良かった。

3.ひさしぶりのデート。椎堂の車で、ドライブインシアターへ。映研に入部した日、有が一番好きだと言っていた映画。ここで有は初めて、椎堂と映画の出会いについて知る。上映前10秒のカウントダウン、6でちょっと笑ったの、有が椎堂に一緒にカウントするの促すように聴こえて、村瀬さん天才ではって思った。
映画の後。言葉を放棄するのをやめて今の思いを伝える椎堂にぐっとくるし、有も先輩やライバルへの嫉妬を素直に話して、すれ違っていた時間を埋めるような会話が出来てるのは5年間積み重ねてきた関係があるからこそだなと思う。「眠れない夜は、俺を呼んでくれ。」って言う椎堂めちゃくちゃ男前。有の「ありがとう」がちょっと恥ずかし気なのにその後のキスが甘々でかわいい。

4.有が泊まってみたいと言っていたグランピング施設へ。有のを舐めてるとき、舐める音と鼻から抜ける椎堂の声がめちゃエッチ。有は前よりもイきやすくなってるし、気持ちよくて幸せで泣いちゃうの可愛い。この涙も椎堂は舐めてると思う。終わった後に初めて椎堂が星を見るの、ずっと有のことしか眼中に無かったのがよく分かる。

お互いプロの道を進んで、いつかスクリーンに2人の映画を映そうと誓い合う。ここのBGMすごくおしゃれ。


第2話 Feeling Horny
大学4年の秋。合鍵で椎堂の部屋へ。徹夜明けの椎堂がシャワーからあがってくる。
「抱きたい」「待てない」とか強引に椎堂に攻められて乳首噛まれて中イキする有、めちゃくちゃエッチだな。普段より有を気遣わないでガツガツくるのやばい。椎堂が乳首舐めてる音めっちゃエロいしそれに感じまくってる有も可愛い。椎堂が「いく、いく…」って言ってるの癖に刺さる。攻めがイく時の声聴こえるの好き。

そのまま寝落ちて後で覚えてないけど、起きてからちゃんと有を気遣う椎堂の優しさはずっと変わってなくて良いね。

一人暮らしする予定の有、近くに引っ越すって言う椎堂。でも一緒には住まないっていうここのやりとりかわいい。


フリートーク
古川さん:椎堂は話すの早くて噛むかむ。笑
村瀬さん:椎堂に有と過ごした時間の片鱗を感じた。
後半「ノスタルジックに感じる夏の思い出は?」
ホワイトベリーの夏祭りって実は…って話。


Second Colorと過去作のリンク


有「止めてって言っても止めてくんない時あんじゃん」

独占配信 Crank in! -2
有「や、待って、イってる…から…」
椎堂「まだだ…」


椎堂「言葉だけで感情を説明するのは苦手とか、言い訳してる場合じゃないな。」

本編 トラック4 「初恋構造論」
椎堂「言葉だけで自分の感情を表現するのは苦手なんだ。それができたら、映像なんて撮らない。」


椎堂「中、俺が勝手に掻き出していいんだな。」
有「いいよ…」
椎堂「普段なら絶対許さないのに。」

独占配信 Crank in! -1
有「椎堂、こっち見るな…」
椎堂「だから、俺が責任持って中に出したの全部洗い出してやるって言っただろ。」
有「自分でできるからいい…」


椎堂「有が1番好きな映画だって言ってただろ、映画研究部に入部した時の自己紹介で。」

本編 トラック4 「初恋構造論」
椎堂「好きな映画は?」
有「…インクレディブルミッションかな。」


有「初めて、椎堂が俺を撮ってくれた映画を観た時、魔法みたいだって思った。」

2nd after  Disk アニメイト限定盤
有「完成したの観た時、椎堂には魔法がかかってんじゃないかなって思ったんだよね。」


椎堂「有に泣かれると、自分が抑えられなくなる。」

独占配信 Crank in! -2
椎堂「お前の涙に弱いんだよ…」


椎堂「高校の卒業式前に、部室の天井にプロジェクターで映して、映画を観たの覚えてるか?」

オールコンビネーションCD Disk2
05.「ふたりだけの映画館」でのストーリー


椎堂「これは、魔法なんてロマンティックなものじゃない。」

2nd after  Disk アニメイト限定盤
椎堂「魔法なんてロマンティックなものじゃない。」


有「いつかスクリーンに映そ、俺たちの映画を。」

オルコンDisk2  05.「ふたりだけの映画館」
有「いつか、椎堂が有名な映画監督になったら、凱旋上映しよう。」

オルコンでは、初めての夏に一緒に撮った映画を映そうと言ってた。でも今は「俺たちの映画」を映そうになってるから、お互いがプロとして作る、椎堂が監督で有が主演の映画になるのかな。

他にも小説とリンクしてそうなシーンもあったけど、読んでいないので詳しくはわかりません。


椎堂の引用する詩について

恋ほど人の心を奪うものはない
(本編 トラック4 「初恋構造論」)
(オルコン disk1-トラック11)

恋ほど人の心を奪うものはない。
恋するからこそ怠惰になるので、そのために彼が怠け者であるとはいえない。

レイモン・ラディゲ『肉体の悪魔』より

ラディゲは14歳から詩を書き20歳で病死したフランスの詩人、小説家。


太陽と混じり合う海
(2nd. after Disk 〜GIFT〜トラック3.椎堂×有編2)椎堂「見つけたぞ、太陽と混じり合う海だ。」
有「何それ、詩?」
椎堂「あぁ。永遠を謳った歌、だ。」

また見つけたぞ!
ーなにを? ー永遠を。
それは太陽と混じり合う海だ。

アルチュール・ランボー作『地獄の季節』(小林秀雄訳)

ランボーは17歳頃にこの詩を書いているので、同世代の感性に惹かれるところがあったのかな。
(仏語の翻訳の仕方は他にもたくさんあります)

そして同じ詩を映画で引用しているのが、ジャン=リュック・ゴダール監督の『気狂いピエロ』(1965)。ゴダールは、『映画史』という映画や文学など様々なジャンルの作品をモンタージュして作り上げた映画を発表してるから、子どもの頃から映画の録画を収集して映画バカと呼ばれる椎堂の人物像にも影響を与えているのかもしれないなと思った。

ゴダールの作品引用ついては以下の論文に詳しく書かれてるので興味あれば読んでみてください。
ゴダール『映画史』における映画の引用について
https://www.osaka-geidai.ac.jp/assets/files/id/568



他のCDへの出演

アフターディスク First Blessing
第1弾から第3弾までの3カップルのCD

2.my breath
高2の秋、修学旅行。沖縄。
ここに有が登場してます。8分弱のトラックに2分ぐらい。第1弾出演の裕太と恋人について話すシーン。椎堂のことを想いながら話すちょっと切な気な有の声がめちゃくちゃ好き。ポケドラではこのトラックだけでも買えるのでよければ聴いてみてください。



感想

いや長すぎ。余計なこと書きすぎ。あと同じこと言い過ぎ。笑 

村瀬さんも古川さんもBL慣れてるから、ほんとにキスシーンが上手いうまい。とにかく息があっててどのシーンもハズレなし。あと有は毎回泣いてるけど、がっつり涙声というよりかは不意にサラッと零れ落ちる涙って感じで全然くどくない。

村瀬さんの細かいニュアンスの表現がどれも絶妙。古川さんこれくらいの低音具合が好き。

ってことで全部おすすめですって言って終わります。おわり!